新リーグ「LIVゴルフ」に参加した選手も来月の海外男子メジャー、全英オープンゴルフ選手権（7月14～17日／スコットランド／セントアンドリュース オールドコース）に出場できることとなった。22日、主催する全英ゴルフ協会（R＆A）が発表している。

　R＆Aのマーティン・スランバース最高経営責任者は「全英オープンはゴルフの原点であり、開かれていることがその精神とユニークな魅力の基盤となっています。出場資格を持っている選手はセントアンドリュースでプレーすることができます」とコメント。

　これにより歴代チャンピオンのフィル・ミケルソン（米）やルイ・ウーストヘイゼン（南ア）、ダスティン・ジョンソン（米）といった選手たちも“ゴルフの聖地”でプレーすることが可能となった。

　LIVゴルフメンバーをめぐっては、PGAツアーが初戦に出場したツアー会員と元会員17人を資格停止とし、「これから参加しようとする者にも同様の処分を下す」としている。また、全米オープンを主催する全米ゴルフ協会（USGA）も将来的な出場停止を検討している。

　LIVゴルフ第2戦は今月30日に米オレゴン州のパンプキン・リッジGCで開幕。ミケルソン、ウーストヘイゼン、ジョンソンらに加え、ブルックス・ケプカ（米）、ブライソン・デシャンボー（米）、パトリック・リード（米）らが初参戦を果たす予定だ。

（写真：Getty Images）