レッスン
ドライバーショットを安定させるための2大ポイントとは?高橋友希子メソッド
2022年6月1日(水)午後2:35
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今回は、安定したドライバーショットが手に入るポイントをお教えしましょう。カギとなるのは【ブレない軸】と【リズム感】です。
まず、【ブレない軸】から。ドライバーショットのとき、ほとんどの人は大きく飛ばそうとして大振りになってしまいます。そうすると、軸がブレてしまい方向性が不安定になります。
軸のブレには2つあって、1つは構えた位置から体が左右にブレてしまうパターン。もう1つは軸が傾くパターンで、アマチュアゴルファーに多いのがトップで左体重、ダウンスイングで右体重になってしまうケースです。
このような軸ブレを直すためには、軸がブレないスイングをマスターする必要があります。そのスイングとは、クラブを短く持つこと。そして、振り幅を肩から肩にする(クォーターショットのイメージ)ことです。そうすれば、構えたときと同じ軸のまま回転できるようになります。
「それだと飛距離が落ちるのでは?」と思う人も多いと思いでしょうが、ご安心を。芯に当たる確率が高くなるので、大振りしていたときとそれほど変わらないはずです。
なお、この打ち方で球がつかまらない人は、トップのとき、左手首が甲側(内側)に折れていないかどうかチェックしてみましょう。なぜなら、左手首が甲側に折れていると、フェースが開きやすくなってボールがつかまらないからです。トップでは左手の甲が平らになっているのが正解。そうすればスクエアなインパクトを迎えやすくなり、つかまった球が打てるようになります。
ちなみに左手首をフラットにする方法ですが、テークバックのときに右の手のひらを地面に向けながら動かすようにするといいですよ。右の手のひらが地面ではなく、自分のほうを向いている人は要注意です。
また、球がつかまらない人は、アドレス時のフェースの向きもチェックしましょう。つかまらない人は、ヘッドを地面に落としたあと、少しだけフェースをかぶせる。これだけで球のつかまりがよくなります。
次に、【リズム感】です。ナイスショットをするためには、一定のリズムで打つことが大事です。
リズム感は大きく2つのパターンに分かれます。1つは「1でアドレス、2でテークバック~トップ、3でダウンスイング~フィニッシュ」の3拍子。もう1つは、「1でテークバック~トップ、2でダウンスイング~フィニッシュ」の2拍子。人によって、リズムの取りやすいほうがあるので、自分にはどちらが合うか探してみてください。スイングリズムが整うとミート率も格段にアップします。
最後に、ドライバーショット向上ドリルを紹介しましょう。まず、クラブを短く持ち、スタンス幅を極端に狭くして(両足の間隔を靴1足分が入るくらいにする)、ボールは左足カカト線上におき、胸から胸の振り幅でボールを打ちます。このとき、腕はしっかりローテーションさせ、フォロースルーでは、右腕が左腕の上にくるようにしましょう。
振り幅と腕の返しになれてきたら、少しずつ足を広げて振り幅を大きくしていき、最後にいつものスタンス幅でボールを打ちましょう。このドリルをやることで、ブレないスイングの感覚が身に付きます。ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4 高橋友希子メソッド #1」より(放送・見逃し配信中)
まず、【ブレない軸】から。ドライバーショットのとき、ほとんどの人は大きく飛ばそうとして大振りになってしまいます。そうすると、軸がブレてしまい方向性が不安定になります。
軸のブレには2つあって、1つは構えた位置から体が左右にブレてしまうパターン。もう1つは軸が傾くパターンで、アマチュアゴルファーに多いのがトップで左体重、ダウンスイングで右体重になってしまうケースです。
このような軸ブレを直すためには、軸がブレないスイングをマスターする必要があります。そのスイングとは、クラブを短く持つこと。そして、振り幅を肩から肩にする(クォーターショットのイメージ)ことです。そうすれば、構えたときと同じ軸のまま回転できるようになります。
「それだと飛距離が落ちるのでは?」と思う人も多いと思いでしょうが、ご安心を。芯に当たる確率が高くなるので、大振りしていたときとそれほど変わらないはずです。
なお、この打ち方で球がつかまらない人は、トップのとき、左手首が甲側(内側)に折れていないかどうかチェックしてみましょう。なぜなら、左手首が甲側に折れていると、フェースが開きやすくなってボールがつかまらないからです。トップでは左手の甲が平らになっているのが正解。そうすればスクエアなインパクトを迎えやすくなり、つかまった球が打てるようになります。
ちなみに左手首をフラットにする方法ですが、テークバックのときに右の手のひらを地面に向けながら動かすようにするといいですよ。右の手のひらが地面ではなく、自分のほうを向いている人は要注意です。
また、球がつかまらない人は、アドレス時のフェースの向きもチェックしましょう。つかまらない人は、ヘッドを地面に落としたあと、少しだけフェースをかぶせる。これだけで球のつかまりがよくなります。
次に、【リズム感】です。ナイスショットをするためには、一定のリズムで打つことが大事です。
リズム感は大きく2つのパターンに分かれます。1つは「1でアドレス、2でテークバック~トップ、3でダウンスイング~フィニッシュ」の3拍子。もう1つは、「1でテークバック~トップ、2でダウンスイング~フィニッシュ」の2拍子。人によって、リズムの取りやすいほうがあるので、自分にはどちらが合うか探してみてください。スイングリズムが整うとミート率も格段にアップします。
最後に、ドライバーショット向上ドリルを紹介しましょう。まず、クラブを短く持ち、スタンス幅を極端に狭くして(両足の間隔を靴1足分が入るくらいにする)、ボールは左足カカト線上におき、胸から胸の振り幅でボールを打ちます。このとき、腕はしっかりローテーションさせ、フォロースルーでは、右腕が左腕の上にくるようにしましょう。
振り幅と腕の返しになれてきたら、少しずつ足を広げて振り幅を大きくしていき、最後にいつものスタンス幅でボールを打ちましょう。このドリルをやることで、ブレないスイングの感覚が身に付きます。ぜひやってみてください。
★CS放送ゴルフネットワーク「プレメンレッスン!Season4 高橋友希子メソッド #1」より(放送・見逃し配信中)
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