西郷真央が国内女子ツアーのブリヂストンレディスオープン（千葉県／袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース）で今季5勝目を挙げた。

―優勝した今の気持ちは

　前半は苦しい展開が続き、バーディを獲りたいパー4でバンカーにつかまり、挫けそうになりました。ただ、ゴルフは最後まで何が起こるか分からないと身をもって体験してきたので、最後まで諦めずに集中していました。

―11番のパーセーブについて

　流れでいうと、前半の7番でバーディチャンスにつけたのにスコアを戻せず、パーセーブはできても、なかなかバーディパットを決められませんでした。パットを決めないと自分の流れにならないと思っていたので、11番のパーパットは良いキッカケになりました。

―今日の鍵となったホールは

　11番もですが、状況的に難しかったのは14番のセカンドショットだと思います。

―途中で順位を落とす展開となったが、どう乗り越えた

　切り替えようと（キャディに）声をかけて頂き、自分自身もスイッチを切り替えてプレーができていました。16番は左のバンカーをオッケーとして打てたのはキャディさんあってのマネージメントだったので、助けられました。

―尾崎将司さんからアドバイスを頂いた

　バーディが来るまでは本当に辛かったですが、ジャンボさんからアドバイスを頂けたことももちろんですが、地元の方々から応援して頂いていることを忘れてはいけないと思いながらプレーしました。

―2戦連続の予選落ちからの優勝について

　自分が得意としているものの調子が悪くても、ある程度はまとめられるような技術力は必要だと実感した2週間でした。悪いことも前向きにとらえるような練習など、そこは整えないといけないと改めて感じました。

－不動裕理選手の記録を抜き、10戦目で5勝目を挙げた

　表彰式の時に初めて聞きましたが、もう10戦も終わったんだという感覚です。このような記録を出せて驚いてはいますが、記録を作れて本当に嬉しいです。

―今後の目標は

　ジャンボさんから教えて頂いた技術力も継続してやっていかないとなと感じた1週間でした。ここで優勝したからと言って、言われたことができたという訳ではないと思っているので、しっかりと継続して、メジャーに向けて体を整えていこうと思います。

（写真：Getty Images）