国内女子ツアーのダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント（沖縄県／琉球ゴルフ倶楽部）は西郷真央のツアー初優勝で幕を閉じた。

―優勝した今の心境は

　優勝争いを何度もしていたので、まずは優勝できて良かったという安心した気持ちです。

―昨季は2位が7回あった

　今となっては全て良い経験でしたが、色々な方から「あともう少しだね」と言われ、先輩方からは「大丈夫だよ」と声を掛けて下さったので、その言葉と自分の練習を信じて、優勝を掴めて良かったです。

―最終日はどのような気持ちでスタートしたか

　優勝を意識してプレーはしていなかったですが、前半に3つ伸ばすことができて、トップがあまり伸びていない状態だったので、後半に取りこぼしがないようにスコアを伸ばせて行けたらと思っていました。

―優勝を意識した瞬間は

　16番のバーディパットが決まって、差が縮まってきたと感じたので、そこで一番意識しました。

―最終日のプレーを振り返って

　16番も17番も普段は入る距離ではないのが入ってくれて、昨日までの3日間ずっとパッティングが入らずスコアが伸ばせなかったので、その入らなかった分が（最終日に）回ってきたのかなと思います。

―パットが入るようになった要因は

　昨日まで惜しいパットはたくさんありましたが、そこで変に考え過ぎたりせず、運が回ってきたら良いなと思っていたのが結果に繋がったのかなと思います。

―オフに磨いたショートゲームについて

　特に18番の3打目のバンカーはアプローチ練習をしていなければ、無理に狙っていたかもしれません。アプローチ練習をやってきたことで安心してバンカーから出すことに集中でき、良い判断ができたと思います。

―鍵となったクラブは何かあったか

　アプローチのミスはありましたが、以前と比べたらカバーできていました。プロになってから54度を入れて、ウェッジの下を厚くしたので、今回それが活きてきたかなと思っています。

―師匠の尾崎将司さんに何と伝えたいか

「1勝することができました」ということと、まだシーズンが開幕したばかりなので「複数回優勝できるように強い選手になりたいです」と伝えたいです。

―自身へのご褒美はあるか

　あまり物欲がないので特に考えてはいないですが、明日はオフなのでしっかり休んで、また来週に気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。

―今季の目標について

　初優勝することができたので、2勝、3勝と優勝を重ねられるような強いゴルファーになれるように精一杯頑張りたいと思います。

（写真：Getty Images）