21日開幕の米男子ツアー、ZOZO チャンピオンシップ（千葉県／アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ）に出場するザンダー・シャウフェレ（米）が、大会に向けた意気込みを語った。

　日本育ちの台湾人の母と、フランスとドイツのハーフで過去には10種競技でオリンピックを目指していたアスリートを父に持つシャウフェレ。今夏の東京五輪では、5打差12位タイから出た2日目に「63」をマークして単独首位に立つと、3日目、最終日とリードを守り切って金メダルに輝いた。

　五輪は無観客で行われたが、今大会は各日5,000人の上限を設けて有観客で開催される。「日本の方々はゴルフが大好きで、たとえ人数が限られていても目の前でプレーできるのは嬉しい」と話すと、「1番ホールで金メダリストと紹介されるのは本当にクール。それは素晴らしいことであって、それを最大限に生かしたい」と意気込みを語った。

　ツアー公式サイトの優勝予想では、世界ランキング3位でメジャー2勝のコリン・モリカワ（米）らを抑えて堂々の1位評価を受けているシャウフェレ。初日、2日目は松山英樹、東京五輪銅メダルのパン・チェンツン（台）と同組でプレーする。