国内男子ツアーのメジャー大会、日本オープンゴルフ選手権競技は14日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部・三上コース（6,986ヤード・パー71）で開幕。今季1勝の岩田寛が8バーディを奪って「63」をマークし、8アンダー単独首位発進を切っている。

　岩田は初日をノーボギーで回り「スコアは良かったです」とコメント。ただ、プレー内容には納得していないようで、2日目に向けては「調子が悪いと外していいほうとか色々考えるので、寄せやすいところに打つとか、意外にそういうときのほうがノーボギーが多いんですけど、明日は明日の朝決めます」と語った。

　石坂友宏が7アンダー単独2位、大会3勝目を狙う池田勇太が6アンダー単独3位。2015年覇者の小平智、賞金ランキングトップのチャン・キム（米）、大槻智春らが5アンダー4位タイにつけ、星野陸也、金谷拓実、香妻陣一朗などが4アンダー12位タイで続いている。

　前回覇者の稲森佑貴は5バーディ、2ボギーの「69」で回り、木下稜介らと2アンダー36位タイで2日目へ。アマチュアの中島啓太（日体大3年）、今平周吾は1アンダー46位タイ、前週優勝の杉山知靖は1オーバー79位タイで初日の競技を終えた。

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