ライダーカップの米国選抜キャプテン、スティーブ・ストリッカーは、主将推薦で選出したダニエル・バーガーが勝利のキーマンになると考えているようだ。米ゴルフウィークが9日に伝えた。

　ストリッカーとバーガーが対抗戦を戦うのは今回が初めてではない。2017年のザ・プレジデンツカップでも2人は主将、選手として大会に臨み、その際はバーガーが勝負を決めるポイントを奪って米国選抜が世界選抜を退けている。

　ストリッカーは、「（バーガーから）得られるものを知っている。素晴らしい選手で、ガッツもある選手なんだ」とツアー通算4勝の28歳を評価。そして「プレーに弱点がなく安定している。今年も良いプレーをしていた、特にいくつかのメジャーでね。ガッツがあって上品で決して諦めない姿勢なんだ」と選出理由を明かした。

　一方、大会初出場となるバーガーも、「ストリック（ストリッカーの愛称）は素晴らしいリーダーです」とキャプテンに絶大な信頼を寄せると、「アメリカを代表できることに感謝します。そしてアメリカのためにポイントを稼ぎたいと思っています」と2週間後に迫る米欧決戦への意欲を語った。

　2大会ぶりの勝利を目指す米国選抜。バーガーは初めてのライダーカップでチームを勝利へ導く活躍を見せることができるか。大会は24日に米ウィスコンシン州のウィスリングストレイツで幕を開ける。

（写真：Getty Images）