レッスン
コースの景色に惑わされないために・・・スイングリズムを意識しよう!後藤未有
2021年8月5日(木)午後5:14
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アマチュアゴルファーと一緒にプレーをしていると、「練習では良かったんだけどなあ」という言葉をよく聞きます。その原因は何か?
私が見た感じでは、コースの景色など目に入ってくる情報によってスイングそのものが変わってしまうケースが多いように思います。
例えば、右サイドがOBだったら、そっちに打ちたくないと思って早く体が開いてしまうとか、グリーン前にハザードがあったらそれが気になってついつい力んでしまうとか。
このような場合、悪影響を与えるものはできるだけ意識しないようにするという人もいるようですが、それを完全に消し去ることはけっこう難しいこと。それよりも、ほかのことに集中するようにしてはいかがでしょうか。
特に私がオススメしたいのは、リズムを意識することです。「イチ、ニ、サン、シ」でも「チャー、シュー、メン」でもいいので、練習のときからスイングするときのリズムを決めておき、打つ方向を決めたら、あとはそのリズムだけを意識して打つ。そうすれば、コースのことが気にならなくなるし、スイングそのものも安定します。
また、スイングのイメージに関しては、振り方や弾道を擬音化するのも一つの方法だと思います。
これは私もやっているのですが、例えばアゲインストで強い球を打ちたいときは、「バシッと打つ」と決めたり、アプローチで柔らかく上げたいときは、ポーンと上げようと思ったり。実際に声に出すわけではありませんが、バシッといこうとか、ポーンと上げようと考えるだけで、自然とスイングも弾道もイメージ通りのものになってきます。
もちろん、このようなイメージを明確にすることで、設計者の罠にもはまりにくくなるという利点もあります。これに関しても、練習のときからしっかりやっておくと、コースでの結果に繋がるはずです。
後藤未有(ごとう・みゆ)
2000年9月29日、福岡県生まれ。宮里藍に憧れて4歳からゴルフをスタート。福岡・沖学園2年の2017年に全国高校選手権で個人2位に輝く。18年の日本女子オープンでは、首位と3打差の5位で予選を通過して注目を集めた(最終結果は8位でローアマチュアに輝く)。6月に行われた2020年度のプロテストで6位合格。今後の活躍が楽しみな若手ゴルファーの1人。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/7/30 発売号より転載)
私が見た感じでは、コースの景色など目に入ってくる情報によってスイングそのものが変わってしまうケースが多いように思います。
例えば、右サイドがOBだったら、そっちに打ちたくないと思って早く体が開いてしまうとか、グリーン前にハザードがあったらそれが気になってついつい力んでしまうとか。
このような場合、悪影響を与えるものはできるだけ意識しないようにするという人もいるようですが、それを完全に消し去ることはけっこう難しいこと。それよりも、ほかのことに集中するようにしてはいかがでしょうか。
特に私がオススメしたいのは、リズムを意識することです。「イチ、ニ、サン、シ」でも「チャー、シュー、メン」でもいいので、練習のときからスイングするときのリズムを決めておき、打つ方向を決めたら、あとはそのリズムだけを意識して打つ。そうすれば、コースのことが気にならなくなるし、スイングそのものも安定します。
また、スイングのイメージに関しては、振り方や弾道を擬音化するのも一つの方法だと思います。
これは私もやっているのですが、例えばアゲインストで強い球を打ちたいときは、「バシッと打つ」と決めたり、アプローチで柔らかく上げたいときは、ポーンと上げようと思ったり。実際に声に出すわけではありませんが、バシッといこうとか、ポーンと上げようと考えるだけで、自然とスイングも弾道もイメージ通りのものになってきます。
もちろん、このようなイメージを明確にすることで、設計者の罠にもはまりにくくなるという利点もあります。これに関しても、練習のときからしっかりやっておくと、コースでの結果に繋がるはずです。
後藤未有(ごとう・みゆ)
2000年9月29日、福岡県生まれ。宮里藍に憧れて4歳からゴルフをスタート。福岡・沖学園2年の2017年に全国高校選手権で個人2位に輝く。18年の日本女子オープンでは、首位と3打差の5位で予選を通過して注目を集めた(最終結果は8位でローアマチュアに輝く)。6月に行われた2020年度のプロテストで6位合格。今後の活躍が楽しみな若手ゴルファーの1人。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2021/7/30 発売号より転載)
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