世界選手権シリーズのWGC-デルテクノロジーズマッチプレーが24日、米テキサス州のオースティンカントリークラブ（7,108ヤード・パー71）で開幕。グループ1ではイアン・ポールター（英）とローリー・マキロイ（北アイルランド）が戦い、ポールターが6＆5で圧勝した。

　ポールターは1番で幸先良くリードを奪うと、4番、5番も取って序盤で3アップに。その後、6番、8番を落としたが、9番からの5ホールを連続で奪って一気に6アップ。5ホールを残して早々に勝負を決めた。

　ポールターは「早い段階で3アップになったから、そのまま勝負を決めに行った。ローリーが何らかの流れを掴んだら、一気に逆転されるからね」とマキロイに付け入る隙を与えなかった。

　2人は2018年のライダーカップではペアを組んだ仲だが、今回は敵同士。マッチプレーに滅法強いポールターに軍配が上がる形となった。なお、グループ1のもう一試合では、キャメロン・スミス（豪）がラント・グリフィン（米）に勝利。2日目はポールター対スミス、マキロイ対グリフィンで行われる。

（写真：Getty Images）