国内男子
半ば「強制」だったけど・・・みんなドハマリしちゃいました!プロ野球選手たちがゴルフを始めたきっかけ
2021年2月20日(土)午後1:54
元プロ野球選手で読売ジャイアンツOBの槙原寛己さん、香田勲男さん、福岡ソフトバンクホークスOBの斉藤和巳さん、新垣渚さんが、CS放送ゴルフネットワーク「ゴルフ真剣勝負 the MATCH プロ野球OBダブルス 日本シリーズ リベンジマッチ(2021年2月放送・見逃し配信中)」のなかで、ゴルフをテーマにラウンジトーク。
ゴルフとの出会いはそろってオフの球団行事のためと半ば強制的だったようですが、今ではすっかりゴルフの魅力にハマっている様子。投手出身4人の息のあったトークとなりました。
槙原 まずはゴルフを始めたきっかけから聞いていこうか。ナギ(新垣渚)はいつから始めたの?
新垣 プロ1年目のシーズンが終わったあとの球団の納会ですね。ゴルフをやらなければいけないという雰囲気があったんで、クラブを一式買って、生まれて初めて打ちっ放しに行って、「はい、明日本番です」って感じでした。
槙原 ハマったきっかけは?
新垣 やっぱりドライバーでメチャクチャ飛んだからですかね。そのときの喜びが忘れられなかったし、その喜びがあるから今も続いているような気がします。
槙原 ちなみに何百ヤード飛ぶの? 300ヤードはいくんでしょう。
新垣 頑張れば。
斉藤 いやいや、「頑張れば」なんてもんじゃないですよ。普通に320~330ヤードは飛ばしてますよ。
新垣 250ヤードのときもありますけど(笑)。
槙原 でもすごいよね。もう40歳になったらしいけど飛距離は落ちてない?
新垣 あまり変わらないというか、逆に飛ぶようになっているかもしれない。若いときよりも効率が良くなったのかもしれません。
槙原 ところが、ここから一気に下降線辿るんだよね(笑)。どれだけ落ちるかを、今日、ボクと香田で見せてあげるから(笑)。ああはなりたくないと思って頑張って欲しいね。(斉藤)和巳はどうして始めたの?
斉藤 ボクも渚と一緒で、1年目の球団納会で始めました。ボクは高卒で入ったんで当時19歳。今は、ゴルフに参加しない子もいるみたいですけど、ボクらのころは強制的でしたから。でもやってみたら楽しかったんで、いまだに続けています。
槙原 最初から上手くいった?
斉藤 メチャクチャ曲がりましたね。でも芯に当たった感触が忘れられなくて。あとみんなでワイワイやりながら、何百メートルも先の小さな穴に向かって進んでいくというのが何故か楽しくてハマっていきましたね。
槙原 オレも始めたころは、本当に曲がったもんな。あんまりにも曲がるんで、「こんな球を投げられたらな」と思ったもんだけど(笑)。香田も始めたきっかけはみんなと同じ?
香田 そうですね。選手会主催のゴルフコンペがスタートでした。ボクもまったくクラブを握ったことがなかったんで、最初はクラブを何本か持って走り回っていましたね。ゴルフってこんなにキツいスポーツだったんだって思ったものです(笑)。
槙原 とにかく走れって言われたよね。5、7、Pを持って走れって。
香田 でもやっているうちに楽しさも感じたし、そのうちに上手くなりたいと思ったし。練習しすぎてマメだらけになったこともありましたよ。
槙原 朝起きるのはキツくなかった? オレたち基本的に夜の商売じゃない。オレなんか何でこんな早く起きなきゃいけないんだって、ゴルフが嫌になったこともあったけど。
斉藤 ボクは早起きが苦痛だと思ったことはなかったですね。それよりもゴルフ場の素晴らしさに感動しました。
槙原 オレらがプレーできる時期って芝は枯れているけど、ガッカリはしなかったの?
斉藤 最初はそういうもんだと思っていましたから。もちろん、引退してからトップシーズンにいって、「ゴルフ場ってこんなに緑なんや」って改めて感動しましたけど(笑)。
槙原 オレ、あまりにもグリーンがきれいすぎるから、いまだにターフを取れないんだよね(笑)。トップ気味に打っちゃう。
香田 それは技術的な問題かも(笑)。ところで槙原さんはどういうきっかけで?
槙原 オレも強制的だね。最初は、なんでこんなことをやらなきゃいけないんだって思いながらやってたよ。でもそのころよく言われたのが、ゴルフはやっておいたほうがいいってこと。ゴルフをやることで出会いもあるし、付き合いも深まるし。年齢に関係なく仲間が増えるよって。確かにやっていて良かったね。
香田 今はリーズナブルな価格でプレーできますしね。昔ゴルフ場っていうと敷居が高かったもんだけど。
槙原 オレたちが始めたころは5万円ぐらいしたよね。若いころは給料もそんなに高くなかったからキツかった。その点、和巳やナギは8千円ぐらいで始めているからいいよね。
斉藤 そんなに安くはないですけど(笑)。でも5万は高いですね。
槙原 ホントだよ。1打“ン百円”だよ(笑)。まあ、今思えばそれも先行投資だったのかな。ゴルフをやっていたからゴルフの番組にも出られるようになったし、プライベートでコースに行ったら「見てるよ」って言われるしね。
斉藤 言われますね。
槙原 今回も言われるよ。ジャイアンツチームに負けたねって(笑)。あんなおっさんたちにどうして負けたのって。
斉藤 まだ勝負は始まってませんけど(笑)。
槙原 それはそうと、ナギは最近、ゴルフスタイルが変わってきたんだって。
新垣 そうですね。若いころは飛ばしたいと思って常に思い切り打っていたんですが、結果はピッチングと同じで右に行ったり左に行ったり。その後、ケガをしたこともあって、あまり振らないようにしました。そうしたらミート率が上がってちゃんとストライクを取れるようになったんですよ。
槙原 ゴルフもピッチャーと同じで、最終的にはコントロールだよね。
斉藤 それにしてもゴルフは頭を使いますよね。野球やっているときは何も考えていなかったですから。現役のとき、もっと頭を使っていたらもっと勝てたんじゃないかと(笑)。
槙原 ゴルフをすることが野球にもいい影響を与えたってことはない?
斉藤 ボクは現役のとき、ゴルフは最高のメンタルトレーニングだと思ってやっていたんですよ。仲間が助けてくれる野球と違って、ゴルフは全部自分に跳ね返ってきますからね。ここでどうやって耐えるかとか。今もそうですね。ゴルフは人間を成長させてくれる。
槙原 ボクも昔はずいぶん雰囲気を壊したけどね。だいぶ大人になりました(笑)。ゴルフをやっていると人間としての未熟さを感じるよね。今日は紳士でいくからね。ボクの若いころを知っている人に、「あいつ変わったな」と思われるようなゴルフがしたいね(笑)。
ゴルフとの出会いはそろってオフの球団行事のためと半ば強制的だったようですが、今ではすっかりゴルフの魅力にハマっている様子。投手出身4人の息のあったトークとなりました。
引退後に知ったゴルフ場の素晴らしさ「こんなに緑なんだ!」
槙原 まずはゴルフを始めたきっかけから聞いていこうか。ナギ(新垣渚)はいつから始めたの?
新垣 プロ1年目のシーズンが終わったあとの球団の納会ですね。ゴルフをやらなければいけないという雰囲気があったんで、クラブを一式買って、生まれて初めて打ちっ放しに行って、「はい、明日本番です」って感じでした。
槙原 ハマったきっかけは?
新垣 やっぱりドライバーでメチャクチャ飛んだからですかね。そのときの喜びが忘れられなかったし、その喜びがあるから今も続いているような気がします。
槙原 ちなみに何百ヤード飛ぶの? 300ヤードはいくんでしょう。
新垣 頑張れば。
斉藤 いやいや、「頑張れば」なんてもんじゃないですよ。普通に320~330ヤードは飛ばしてますよ。
新垣 250ヤードのときもありますけど(笑)。
槙原 でもすごいよね。もう40歳になったらしいけど飛距離は落ちてない?
新垣 あまり変わらないというか、逆に飛ぶようになっているかもしれない。若いときよりも効率が良くなったのかもしれません。
槙原 ところが、ここから一気に下降線辿るんだよね(笑)。どれだけ落ちるかを、今日、ボクと香田で見せてあげるから(笑)。ああはなりたくないと思って頑張って欲しいね。(斉藤)和巳はどうして始めたの?
斉藤 ボクも渚と一緒で、1年目の球団納会で始めました。ボクは高卒で入ったんで当時19歳。今は、ゴルフに参加しない子もいるみたいですけど、ボクらのころは強制的でしたから。でもやってみたら楽しかったんで、いまだに続けています。
槙原 最初から上手くいった?
斉藤 メチャクチャ曲がりましたね。でも芯に当たった感触が忘れられなくて。あとみんなでワイワイやりながら、何百メートルも先の小さな穴に向かって進んでいくというのが何故か楽しくてハマっていきましたね。
槙原 オレも始めたころは、本当に曲がったもんな。あんまりにも曲がるんで、「こんな球を投げられたらな」と思ったもんだけど(笑)。香田も始めたきっかけはみんなと同じ?
香田 そうですね。選手会主催のゴルフコンペがスタートでした。ボクもまったくクラブを握ったことがなかったんで、最初はクラブを何本か持って走り回っていましたね。ゴルフってこんなにキツいスポーツだったんだって思ったものです(笑)。
槙原 とにかく走れって言われたよね。5、7、Pを持って走れって。
香田 でもやっているうちに楽しさも感じたし、そのうちに上手くなりたいと思ったし。練習しすぎてマメだらけになったこともありましたよ。
槙原 朝起きるのはキツくなかった? オレたち基本的に夜の商売じゃない。オレなんか何でこんな早く起きなきゃいけないんだって、ゴルフが嫌になったこともあったけど。
斉藤 ボクは早起きが苦痛だと思ったことはなかったですね。それよりもゴルフ場の素晴らしさに感動しました。
槙原 オレらがプレーできる時期って芝は枯れているけど、ガッカリはしなかったの?
斉藤 最初はそういうもんだと思っていましたから。もちろん、引退してからトップシーズンにいって、「ゴルフ場ってこんなに緑なんや」って改めて感動しましたけど(笑)。
槙原 オレ、あまりにもグリーンがきれいすぎるから、いまだにターフを取れないんだよね(笑)。トップ気味に打っちゃう。
香田 それは技術的な問題かも(笑)。ところで槙原さんはどういうきっかけで?
槙原 オレも強制的だね。最初は、なんでこんなことをやらなきゃいけないんだって思いながらやってたよ。でもそのころよく言われたのが、ゴルフはやっておいたほうがいいってこと。ゴルフをやることで出会いもあるし、付き合いも深まるし。年齢に関係なく仲間が増えるよって。確かにやっていて良かったね。
香田 今はリーズナブルな価格でプレーできますしね。昔ゴルフ場っていうと敷居が高かったもんだけど。
槙原 オレたちが始めたころは5万円ぐらいしたよね。若いころは給料もそんなに高くなかったからキツかった。その点、和巳やナギは8千円ぐらいで始めているからいいよね。
斉藤 そんなに安くはないですけど(笑)。でも5万は高いですね。
槙原 ホントだよ。1打“ン百円”だよ(笑)。まあ、今思えばそれも先行投資だったのかな。ゴルフをやっていたからゴルフの番組にも出られるようになったし、プライベートでコースに行ったら「見てるよ」って言われるしね。
斉藤 言われますね。
槙原 今回も言われるよ。ジャイアンツチームに負けたねって(笑)。あんなおっさんたちにどうして負けたのって。
斉藤 まだ勝負は始まってませんけど(笑)。
槙原 それはそうと、ナギは最近、ゴルフスタイルが変わってきたんだって。
新垣 そうですね。若いころは飛ばしたいと思って常に思い切り打っていたんですが、結果はピッチングと同じで右に行ったり左に行ったり。その後、ケガをしたこともあって、あまり振らないようにしました。そうしたらミート率が上がってちゃんとストライクを取れるようになったんですよ。
槙原 ゴルフもピッチャーと同じで、最終的にはコントロールだよね。
斉藤 それにしてもゴルフは頭を使いますよね。野球やっているときは何も考えていなかったですから。現役のとき、もっと頭を使っていたらもっと勝てたんじゃないかと(笑)。
槙原 ゴルフをすることが野球にもいい影響を与えたってことはない?
斉藤 ボクは現役のとき、ゴルフは最高のメンタルトレーニングだと思ってやっていたんですよ。仲間が助けてくれる野球と違って、ゴルフは全部自分に跳ね返ってきますからね。ここでどうやって耐えるかとか。今もそうですね。ゴルフは人間を成長させてくれる。
槙原 ボクも昔はずいぶん雰囲気を壊したけどね。だいぶ大人になりました(笑)。ゴルフをやっていると人間としての未熟さを感じるよね。今日は紳士でいくからね。ボクの若いころを知っている人に、「あいつ変わったな」と思われるようなゴルフがしたいね(笑)。
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