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「SIM」と「GLOIRE」が融合 やさしさと飛距離性能を備えた「SIM GLOIRE」誕生
2020年9月2日(水)午後1:24
9月1日に行われたテーラーメイドの新製品発表会にて「SIM GLOIRE(シムグローレ)」が発表された。
「GLOIRE」は2012年に「やさしさは飛びやすさ」をコンセプトに開発された日本市場向けのモデルであり、2018年には「M GLOIRE」が発売されプロアマ問わず人気を博している。
今回発表された「SIM GLORE」は「SIM」と「GLOIRE」の特徴が融合されており、ラインナップはドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンの4種類である。
「SIM」に新搭載されたイナーシャジェネレーターだが、「SIM GLOIRE」にはドローバイアスのかかったイナーシャジェネレーターを搭載。「SIM」よりもヒール側にポジションを寄せているので、ダウンスイング時の空気抵抗を軽減しつつ、低重心を維持している。
ツイストフェースとスピードインジェクションも進化しており、フェースには「ZATEC」チタンという「SIM」のフェースに使われている「6-4 FORGED Ti」よりも20%強く、10%薄いチタンが使われている。フェースが強く薄くなったことで飛距離アップに繋がる。
ルール上限を超えた反発係数のフェースを製造したあとに、充填剤を注入して反発係数をルール最大限にするスピードインジェクション。
「SIM」ではフェース下部2か所にスクリューが埋め込まれていたが、「SIM GLOIRE」ではヘッドのトゥ側に埋め込まれている。フェース下部に当たってもスクリューがないため、スピードロスが軽減されるという効果がある。
ヘッド体積は460cc、クラブ重量は約272g(R)、ロフトは9.5度、10.5度、11.5度。シャフトは藤倉コンポジットと共同開発した「Air Speeder TM」(長さは46インチ、キックポイントは先中、フレックスはR、SR、S)を採用している。
グリップは毎回適切なところで握れるように、ラムキンのバックラインが強調されたモデルを採用した。
「SIM GLOIRE」フェアウェイウッドはドライバーとの相性が抜群な設計となっている。というのも、ヘッド内部に40gの余剰重量を適切に配置したことにより重心角度が30度とドライバーと同角度になったため、同じ流れで打つことが可能となった。
ソールはVスチールテクノロジーを継承しており、「M GLOIRE」と比べるとよりフラットになっているため摩擦量が減り、振り抜きの良さに繋がっている。
ヘッド体積は「M GLOIRE」の175ccから186ccとなり、フェースには高強度のC300マレージング鋼をもとに作られたフェアウェイウッド専用のツイストフェースが採用され、フェース下部には貫通型スピードポケットも搭載されている。
ロフト角は15度(#3)、18度(#5)、21度(#7)の3種類。シャフトは「Air Speeder TM」、グリップは「Lamkin ST BK / WH CP」となる。
「SIM GLORE」レスキューのソールはドローバイアスに設計されており、地面との摩擦を軽減するため捕まりと振り抜きが良くなったという。
フェアウェイウッドと同じくヘッド内部に40gのバックウェイトが適切に配置されているため、ロフトに加えて適量なバックスピンを与えることができる。
フェースはツイストフェースでC300ステンレススチールを採用し、フェース下部には反発力を向上させる貫通型スピードポケットが搭載されている。なお、ロフトは19度(#3)、21度(#4)、23度(#5)、26度(#6)の4種類が用意されている。
「SIM GLOIRE」アイアンは「誰もが打てて飛ばせる」をコンセプトに作られている。ヘッド内部のタングステンウェイト(49g)により重心が低くなり、ただ飛ぶだけでなく高い球が出るようになったという。なお、ロフトは7番アイアンで27度とストロングロフトになっている。
バックフェースのトゥとヒール側には2本のブリッジ(柱)「スピードブリッジHT」を搭載。この柱によってスイートエリアが広がり安定したボールスピードに繋がる。また、「L字型フォージドフェース」でリーディングエッジまでフェース厚の肉薄化に成功している。
今回発表された「SIM GLOIRE」ドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンは2020年10月9日(金)に発売。あわせて女性用モデルも用意されている。「GLOIRE」のやさしさと「SIM」の飛距離性能を融合させた「SIM GLOIRE」はこの秋注目のクラブになること間違いないだろう。
「GLOIRE」は2012年に「やさしさは飛びやすさ」をコンセプトに開発された日本市場向けのモデルであり、2018年には「M GLOIRE」が発売されプロアマ問わず人気を博している。
今回発表された「SIM GLORE」は「SIM」と「GLOIRE」の特徴が融合されており、ラインナップはドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンの4種類である。
SIM GLOIRE ドライバー
「SIM」に新搭載されたイナーシャジェネレーターだが、「SIM GLOIRE」にはドローバイアスのかかったイナーシャジェネレーターを搭載。「SIM」よりもヒール側にポジションを寄せているので、ダウンスイング時の空気抵抗を軽減しつつ、低重心を維持している。
ツイストフェースとスピードインジェクションも進化しており、フェースには「ZATEC」チタンという「SIM」のフェースに使われている「6-4 FORGED Ti」よりも20%強く、10%薄いチタンが使われている。フェースが強く薄くなったことで飛距離アップに繋がる。
ルール上限を超えた反発係数のフェースを製造したあとに、充填剤を注入して反発係数をルール最大限にするスピードインジェクション。
「SIM」ではフェース下部2か所にスクリューが埋め込まれていたが、「SIM GLOIRE」ではヘッドのトゥ側に埋め込まれている。フェース下部に当たってもスクリューがないため、スピードロスが軽減されるという効果がある。
ヘッド体積は460cc、クラブ重量は約272g(R)、ロフトは9.5度、10.5度、11.5度。シャフトは藤倉コンポジットと共同開発した「Air Speeder TM」(長さは46インチ、キックポイントは先中、フレックスはR、SR、S)を採用している。
グリップは毎回適切なところで握れるように、ラムキンのバックラインが強調されたモデルを採用した。
SIM GLOIRE フェアウェイウッド
「SIM GLOIRE」フェアウェイウッドはドライバーとの相性が抜群な設計となっている。というのも、ヘッド内部に40gの余剰重量を適切に配置したことにより重心角度が30度とドライバーと同角度になったため、同じ流れで打つことが可能となった。
ソールはVスチールテクノロジーを継承しており、「M GLOIRE」と比べるとよりフラットになっているため摩擦量が減り、振り抜きの良さに繋がっている。
ヘッド体積は「M GLOIRE」の175ccから186ccとなり、フェースには高強度のC300マレージング鋼をもとに作られたフェアウェイウッド専用のツイストフェースが採用され、フェース下部には貫通型スピードポケットも搭載されている。
ロフト角は15度(#3)、18度(#5)、21度(#7)の3種類。シャフトは「Air Speeder TM」、グリップは「Lamkin ST BK / WH CP」となる。
SIM GLOIRE レスキュー
「SIM GLORE」レスキューのソールはドローバイアスに設計されており、地面との摩擦を軽減するため捕まりと振り抜きが良くなったという。
フェアウェイウッドと同じくヘッド内部に40gのバックウェイトが適切に配置されているため、ロフトに加えて適量なバックスピンを与えることができる。
フェースはツイストフェースでC300ステンレススチールを採用し、フェース下部には反発力を向上させる貫通型スピードポケットが搭載されている。なお、ロフトは19度(#3)、21度(#4)、23度(#5)、26度(#6)の4種類が用意されている。
SIM GLOIRE アイアン
「SIM GLOIRE」アイアンは「誰もが打てて飛ばせる」をコンセプトに作られている。ヘッド内部のタングステンウェイト(49g)により重心が低くなり、ただ飛ぶだけでなく高い球が出るようになったという。なお、ロフトは7番アイアンで27度とストロングロフトになっている。
バックフェースのトゥとヒール側には2本のブリッジ(柱)「スピードブリッジHT」を搭載。この柱によってスイートエリアが広がり安定したボールスピードに繋がる。また、「L字型フォージドフェース」でリーディングエッジまでフェース厚の肉薄化に成功している。
今回発表された「SIM GLOIRE」ドライバー、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンは2020年10月9日(金)に発売。あわせて女性用モデルも用意されている。「GLOIRE」のやさしさと「SIM」の飛距離性能を融合させた「SIM GLOIRE」はこの秋注目のクラブになること間違いないだろう。