新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客で行われる可能性も噂されている今年のライダーカップ（9月25日～／米ウィスコンシン州／ウィスリング・ストレイツGC）について、世界ランク1位のローリー・マキロイ（北アイルランド）が改めて否定的な考えを示した。

　英BBCスポーツ（電子版）が26日に報じたところによると、マキロイは直感として「（無観客で）どのように実施するのか見えてこないので、そうなるとは思えない」と思っており、「大多数の選手が2021年に延期して観客の前でプレーできることを望んでいる。正直、2021年への延期が正しい選択だと思う」と語っている。

　マキロイはこれまでもファンなしで同イベントが開催されることについて「ライダーカップではない」などと自身の見解を明かしており、過去同大会に10回出場しているリー・ウェストウッド（英）や、欧州選抜主将を務めるパドレイグ・ハリントン（アイルランド）もギャラリーの重要性を訴えるコメントを出している。

（写真：Getty Images）