タイガー・ウッズ（米）が、プロでありゴルフ番組のコメンテーターも務めるヘニ・ズエル（英）のインタビューの中で、新型コロナウイルスの感染拡大により11月12日に延期されたマスターズトーナメント（米ジョージア州／オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ）について語った。

　昨季大会で劇的な復活優勝を飾ったウッズは、本来であれば4月9日から連覇をかけた戦いに挑むはずだったが、「こんな形でグリーンジャケットを長い期間保持しているつもりはなかった。（連覇した）2002年のように、勝負に出て行ってつかみ取りたかった」と日程変更は残念だと話した。

　しかし「（今は）普通の状況ではないし、普通の世界ではない」と延期の決断には理解を示すと、「防衛に挑んで、それが上手く行くことを願っているよ」と述べ、秋開催のマスターズに前向きに臨むとした。

（写真：Getty Images）