海外女子
渋野日向子が日本人史上2人目のメジャー制覇 プロテスト合格から驚異のスピードで頂点へ
2019年8月6日(火)午後4:21
海外女子メジャーの最終戦「AIG全英女子オープン」はタイトリストのプロV1 ボールを使用する渋野日向子が日本勢42年ぶりとなるメジャー制覇で幕を閉じた。
20歳の渋野は、昨年7月にプロテスト合格。今年5月の国内メジャー大会「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でツアー初優勝を挙げると、6月の「アース・モンダミンカップ」終了時点での賞金ランキングで全英への切符を掴んだ。
初の海外試合にもかかわらず、初日1打差2位タイと好発進を決めると、2日目も3つ伸ばし単独2位で予選通過を果たす。3日目は後半だけで6バーディを奪うなど、通算14アンダー単独首位で、1977年に全米女子プロを制した樋口久子以来となる日本人メジャー制覇に王手をかけた。
2打差リードで迎えた最終日。日を追うごとに現地はもちろん、日本でも大々的に取り上げられるようになり、プレッシャーもかかってくるはずだが、プレー中に駄菓子を食べたり、武器である笑顔で乗り切った。
前半こそスコアを落としたが、後半10番、12番、13番、15番でスコアを伸ばし、首位タイで迎えた最終18番では約5メートルのバーディパットを沈め快挙を成し遂げた。
「42年ぶりの日本人優勝になることは昨日までネットとかで見ていたので、なんか凄いことをしてしまったんだなと思います。ただ、まだ実感も無く、なんで私が勝てたんだろうと思うぐらい、優勝した理由が分からないので、なんとも言えないです(笑)」
5日発表の女子世界ランキングでは14位に浮上するなど、東京五輪出場に大きく前進。これからのゴルフ界を引っ張ていく黄金世代の渋野からますます目が離せない。
※ダレル・サーベイ社調べ
(写真:Getty Images)
20歳の渋野は、昨年7月にプロテスト合格。今年5月の国内メジャー大会「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でツアー初優勝を挙げると、6月の「アース・モンダミンカップ」終了時点での賞金ランキングで全英への切符を掴んだ。
初の海外試合にもかかわらず、初日1打差2位タイと好発進を決めると、2日目も3つ伸ばし単独2位で予選通過を果たす。3日目は後半だけで6バーディを奪うなど、通算14アンダー単独首位で、1977年に全米女子プロを制した樋口久子以来となる日本人メジャー制覇に王手をかけた。
2打差リードで迎えた最終日。日を追うごとに現地はもちろん、日本でも大々的に取り上げられるようになり、プレッシャーもかかってくるはずだが、プレー中に駄菓子を食べたり、武器である笑顔で乗り切った。
前半こそスコアを落としたが、後半10番、12番、13番、15番でスコアを伸ばし、首位タイで迎えた最終18番では約5メートルのバーディパットを沈め快挙を成し遂げた。
「42年ぶりの日本人優勝になることは昨日までネットとかで見ていたので、なんか凄いことをしてしまったんだなと思います。ただ、まだ実感も無く、なんで私が勝てたんだろうと思うぐらい、優勝した理由が分からないので、なんとも言えないです(笑)」
5日発表の女子世界ランキングでは14位に浮上するなど、東京五輪出場に大きく前進。これからのゴルフ界を引っ張ていく黄金世代の渋野からますます目が離せない。
※ダレル・サーベイ社調べ
(写真:Getty Images)