米チャンピオンズツアーのマスターカードジャパンチャンピオンシップ（7日開幕／千葉県／成田ゴルフ倶楽部）に出場するレジェンド、トム・ワトソン（米）がインタビューに答えた。

─調子はいかがですか？

　順調な仕上がりです。調子が上がっているのを感じています。自信がみなぎっていて、スイングもパッティングもベストに近いです。早く戦いたいです。

─PGAツアーチャンピオンズが日本で開催されるのは今回2回目になるが

　日本で戦う機会は昔からあって、1970年代半ばにはよくプレーしていました。PGAツアーチャンピオンズでも再び日本で戦えて光栄です。古くからの日本の仲間たちに会えるのが楽しみです。思い出が蘇りますね。そしてこのゴルフ場も非常に親しみやすいレイアウトです。グリーンの転がりはまるでビリヤード台のように良いですし、フェアウェイの曲がりも少なくとても打ちやすいですね。

─日本とアメリカで戦い方に違いを感じますか

　アメリカと日本の違いは感じていません。それより相性の問題ですね。私の歳になると、距離が短めのコースでないと。若手のようなパワーはさすがに出ませんから。年老いたから耳が遠くなって、髪が薄くなって、飛距離もさっぱり。お先まっ暗です（笑）。

─PGAツアーチャンピオンズを楽しむためのアドバイスを

　スイングのお手本は練習場にあります。いいスイングを目で盗むには最適です。コースで本番のスイングを見るのもよいですが、練習場のほうがさまざまなスイングに出会えます。研究したければ是非練習場へ行って、いろんな型を見てください。

─最後に日本のゴルフファンにメッセージを

　成田ゴルフ倶楽部でお待ちしてます。マスターカードジャパンチャンピオンシップをお楽しみに。是非ご覧ください。最高のパフォーマンスを発揮したいと思います。