国内男子
石川遼「ジャンボさん、金谷選手とのラウンドは非常に楽しみ」令和初戦の中日クラウンズ開幕前インタビュー
2019年5月1日(水)午後2:54
2日に開幕する第60回中日クラウンズ(名古屋ゴルフ倶楽部・和合コース/愛知県)。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の選手会長を務めるツアー14勝の石川遼選手に、プロキャディの杉澤伸章さんがCS放送ゴルフネットワーク「とことん練習ラウンド生中継 2019中日クラウンズ(4月30日放送)」の中でインタビュー。令和の時代を迎えて初めてとなる大会に向けての抱負を伺いました。
杉澤 和合といえば“ミスター58”の石川選手だと思いますが、あれから何年でしたっけ?
石川 あれから9年ですね。
杉澤 あの時の最終組、覚えてます?
石川 (杉澤さんがキャディを務めていた)丸山(茂樹)さんですね。失礼しました(笑)。
杉澤 前のほうが賑やかだったなぁと。
石川 だいぶ前の組だったと思いますけど。確か6組か7組前くらい。
杉澤 あの時はどういう感覚だったんですか?
石川 あの時、3日間で1アンダーだったんですよ。パッティングが全部ショートしてて、グリーンの速さに対応できていなくて。悔しくて「日曜日は絶対にショートしない!」と決めて、朝、アプローチ練習場の重いグリーンで練習していったんですよ。そうしたら、1番ホールでギリギリで届いて入ったんです(バーディ)。そこからですかね、グリーンのタッチが合うようになって。
杉澤 細かい工夫をされていたんですね。
石川 悔しくてしょうがなかったですね。それまでも、僕のゴルフだと和合では絶対に勝てないと言われていたので。頭の悪いゴルフをしてたら勝てないと(笑)。
杉澤 そんなことは誰も思ってないと思いますよ(笑)。当時はドライバーでガンガンいっていたから、それだと攻略できないと─
石川 和合の攻め方はちゃんとあると。それで悔しいなと思いながらも3日間うまくいかなかったので、毎日リベンジのつもりでやっていたんですが、まさか自分のプレーに(神様が)微笑んでくれるとは思わなかったですね。
杉澤 元号が変わりますけど、どんな平成でしたか。
石川 平成3年生まれなので、平成しか知らないんですよ。僕が生まれたときはバブル崩壊くらいの時で、どんよりしていた時だったと思うんですけど、改元ということで、どういうムードになったり空気になるのか、わからないですね。
杉澤 令和はどんな時代にしたいですか。
石川 平成の時は、最高で世界ランク30位か40位くらいだったと思うので、そこを上回れるようにというがが目標ですね。そのためには、今年日本一にならないといけないと思ってますし、腰はちょっと怪我しちゃいましたけど、昨日、今日、打っている感じは悪くなくて思い切って振れています。今年は賞金王になるということが、大きな目標ですね。
杉澤 ワールドランクを上げていくためのプロセスですね。
石川 日本で一番になって、また世界一の人たちにトライしていきたい気持ちはありますね。
杉澤 今年の中日クラウンズは60回のアニバーサリーです。どんな1週間にしたいですか。
石川 自分にとって思い入れのある、成長させてくれた大会でもありますし、60回も続けてくださることはすごく大変だった時期もあったのではと思いますが、本当にありがたいと思います。みんな、この和合コースでプレーすることに憧れて、楽しみに来てますし、僕もそのひとりなので、うまく攻略して優勝争いできるように頑張りたいです。
杉澤 ペアリングについてはどうですか?
石川 聞いたときは危うく腰が抜けそうになりました(笑)。ジャンボさん(尾崎将司)と金谷(拓実)選手。金谷選手は、昨日会って話をしたんですが、マスターズは長くて難しかったといっていましたが、彼のプレースタイルと和合コースはチャンスがあると思います。彼は、飛距離も伸びてますがもともとティーショットが曲がらず、アプローチパターが上手い選手。アジアアマも勝ってますし、正確性は学生の中では抜けているので、僕も勉強になるところがあると思います。非常に楽しみです。
杉澤 怪我の具合もありますし、自分のペースで頑張ってくださいね。
石川 ジャンボさんと一緒に回らせていただくのは、プロ1年目のクラウンズのときに予選ラウンド回らせて頂いて。その時に、自分の攻め方について終わった後に“喝”をいただいた記憶もあって。ジャンボさんと10年以上経ってまた一緒に回れるというのは、最高に楽しみですね。終わったら「どうでしたかって」改めて聞いて、きっとまたダメだなって言われると思うんですけど(笑)。頑張ります。
杉澤 和合といえば“ミスター58”の石川選手だと思いますが、あれから何年でしたっけ?
石川 あれから9年ですね。
杉澤 あの時の最終組、覚えてます?
石川 (杉澤さんがキャディを務めていた)丸山(茂樹)さんですね。失礼しました(笑)。
杉澤 前のほうが賑やかだったなぁと。
石川 だいぶ前の組だったと思いますけど。確か6組か7組前くらい。
杉澤 あの時はどういう感覚だったんですか?
石川 あの時、3日間で1アンダーだったんですよ。パッティングが全部ショートしてて、グリーンの速さに対応できていなくて。悔しくて「日曜日は絶対にショートしない!」と決めて、朝、アプローチ練習場の重いグリーンで練習していったんですよ。そうしたら、1番ホールでギリギリで届いて入ったんです(バーディ)。そこからですかね、グリーンのタッチが合うようになって。
杉澤 細かい工夫をされていたんですね。
石川 悔しくてしょうがなかったですね。それまでも、僕のゴルフだと和合では絶対に勝てないと言われていたので。頭の悪いゴルフをしてたら勝てないと(笑)。
杉澤 そんなことは誰も思ってないと思いますよ(笑)。当時はドライバーでガンガンいっていたから、それだと攻略できないと─
石川 和合の攻め方はちゃんとあると。それで悔しいなと思いながらも3日間うまくいかなかったので、毎日リベンジのつもりでやっていたんですが、まさか自分のプレーに(神様が)微笑んでくれるとは思わなかったですね。
杉澤 元号が変わりますけど、どんな平成でしたか。
石川 平成3年生まれなので、平成しか知らないんですよ。僕が生まれたときはバブル崩壊くらいの時で、どんよりしていた時だったと思うんですけど、改元ということで、どういうムードになったり空気になるのか、わからないですね。
杉澤 令和はどんな時代にしたいですか。
石川 平成の時は、最高で世界ランク30位か40位くらいだったと思うので、そこを上回れるようにというがが目標ですね。そのためには、今年日本一にならないといけないと思ってますし、腰はちょっと怪我しちゃいましたけど、昨日、今日、打っている感じは悪くなくて思い切って振れています。今年は賞金王になるということが、大きな目標ですね。
杉澤 ワールドランクを上げていくためのプロセスですね。
石川 日本で一番になって、また世界一の人たちにトライしていきたい気持ちはありますね。
杉澤 今年の中日クラウンズは60回のアニバーサリーです。どんな1週間にしたいですか。
石川 自分にとって思い入れのある、成長させてくれた大会でもありますし、60回も続けてくださることはすごく大変だった時期もあったのではと思いますが、本当にありがたいと思います。みんな、この和合コースでプレーすることに憧れて、楽しみに来てますし、僕もそのひとりなので、うまく攻略して優勝争いできるように頑張りたいです。
杉澤 ペアリングについてはどうですか?
石川 聞いたときは危うく腰が抜けそうになりました(笑)。ジャンボさん(尾崎将司)と金谷(拓実)選手。金谷選手は、昨日会って話をしたんですが、マスターズは長くて難しかったといっていましたが、彼のプレースタイルと和合コースはチャンスがあると思います。彼は、飛距離も伸びてますがもともとティーショットが曲がらず、アプローチパターが上手い選手。アジアアマも勝ってますし、正確性は学生の中では抜けているので、僕も勉強になるところがあると思います。非常に楽しみです。
杉澤 怪我の具合もありますし、自分のペースで頑張ってくださいね。
石川 ジャンボさんと一緒に回らせていただくのは、プロ1年目のクラウンズのときに予選ラウンド回らせて頂いて。その時に、自分の攻め方について終わった後に“喝”をいただいた記憶もあって。ジャンボさんと10年以上経ってまた一緒に回れるというのは、最高に楽しみですね。終わったら「どうでしたかって」改めて聞いて、きっとまたダメだなって言われると思うんですけど(笑)。頑張ります。
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5月2日(木・祝)~5月5日(日)