タイガー・ウッズ（米）は今季メジャー初戦 マスターズ（現地時間11日／ジョージア州、オーガスタ・ナショナルGC）初日を終え、首位と4打差11位タイと好スタートを切っている。

「今日は上手くプレーすることができた。風も少し吹いていたが、そこまで影響はなかった。逆に飛距離が出るように上手く利用することができた。少しでも良い位置で上がれるようにやれることは全てやった」

　ウッズは前半を1アンダーで折り返すと、13番、14番で連続バーディを奪い、トータル4バーディ、2ボギーと1997年、2001年、2002年に優勝した時と同じく初日に2アンダー70を記録した。

「良いショットも沢山あったし、ボールコントロールが上手くできていた。パターは3メートル弱の距離を数回外してしまったが、全体的にタッチは良かった」

「明日のスタートは遅いから風が強くなるかもしれない。だが、まだ先は長いからどうなるか分からない。ベストなプレーを続けることが重要になってくるし、他の選手もそれをやってくる。4回勝っているから、（今の調子なら）再び同じことができると思う」

　大会前の公式記者会見では「勝てる気がする」と5度目のグリーンジャケットに自信をのぞかせていたウッズだがその通りとなるか。

（写真：Getty Images）