海外男子
球筋が安定しない人にオススメ!トニー・フィナウのコンパクトトップ
2019年3月21日(木)午前10:11
昨シーズン平均飛距離315.3ヤードをマークしたトニー・フィナウ(米)。コンパクトなスイングながら飛距離が出せる理由をティーチングプロの吉田洋一郎さんに解説して頂きました。
フィナウのコンパクトトップのポイントは下半身の動き
トニー・フィナウ選手の特徴は、非常にコンパクトなトップにあります。左腕が地面と平行になるぐらいで、トップが終わってしまいます。そしてクラブを上げている最中に左足が動きだす切り返しの動作があるので、コンパクトなスイングになっています。
アマチュアの方で「球筋が荒れてしまう」「右にも左にも行ってしまう」という方は、フィナウ選手のようにコンパクトなトップを身に付けることをお勧めします。
身に付け方のポイントは、上半身ではなく下半身を使うことです。まずアドレスの姿勢をとります。そして、右足で地面を踏み込んでスイングを始動します。すると両手がバックスイングの方向にあがっていくと思います。
そして、同じように左足で地面を踏むように動かすと、両手は切り返しの動きになります。右足、左足、と前に歩きながらやって頂くと、分かりやすいと思います。
右足で踏み出し手を振り上げながら、左足を踏み出して切り返しの動きになる。この一連の流れ、これを“運動連鎖”とか“キネマティックシークエンス”といいますが、この動きが出来ると、必然的にコンパクトになり、小さいスイングでもしっかりと距離が出せるようになります。
球筋が安定しないという方は是非、フィナウ選手のコンパクトなスイングを参考にしてみて下さい。
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