海外男子
小柄なショフレの飛距離の秘訣は"地面反力"と“前後軸”
2019年3月20日(水)午後1:00
今季2勝を挙げているザンダー・ショフレ(米)は小柄ながら飛距離が出る選手です。その秘訣をティーチングプロの吉田洋一郎さんに解説して頂きました。
地面反力とは、ダウンスイングのときに左足を踏み込み、その反動を利用して縦に力を抜いてスイングの回転スピードを上げる動きですが、ショフレ選手はこの動きを非常に上手く使っています。この動きは“前後軸”といいます。
前後軸を少しわかりやすく説明すると、パターを打つときの構えをより深く、背中と地面が平行になるくらいに前傾してから、ストロークの動きをしてみると、右肩と左肩が上下に動くと思います。この動きが前後軸となります。
この時、上半身だけの動きでは、大きく振ることができません。振り抜いていくときに、左足を伸ばすように地面を蹴り上げて、縦に力が抜けていく動きが加わることによって、大きく身体を使うことが出来るようになります。さらに、左足が伸びる動きとタイミングが合うことで、速くスパッと回転できます。
アマチュアの皆さんは、どちらかというと背骨を軸にした垂直軸の回転をイメージしがちだと思いますが、この前後軸をイメージすることで、ショフレ選手のようにビシッとしっかり飛ばせるようになります。是非参考にしてみてください。
(写真:Getty Images)
“地面反力”の使い方が上手いザンダー・ショフレ
身長178cmとPGAツアーの中では小柄なショフレ選手が飛距離を出せるポイントは、いまレッスン界でよく言われている"地面反力”を上手く使っているところにあります。地面反力とは、ダウンスイングのときに左足を踏み込み、その反動を利用して縦に力を抜いてスイングの回転スピードを上げる動きですが、ショフレ選手はこの動きを非常に上手く使っています。この動きは“前後軸”といいます。
前後軸を少しわかりやすく説明すると、パターを打つときの構えをより深く、背中と地面が平行になるくらいに前傾してから、ストロークの動きをしてみると、右肩と左肩が上下に動くと思います。この動きが前後軸となります。
この時、上半身だけの動きでは、大きく振ることができません。振り抜いていくときに、左足を伸ばすように地面を蹴り上げて、縦に力が抜けていく動きが加わることによって、大きく身体を使うことが出来るようになります。さらに、左足が伸びる動きとタイミングが合うことで、速くスパッと回転できます。
アマチュアの皆さんは、どちらかというと背骨を軸にした垂直軸の回転をイメージしがちだと思いますが、この前後軸をイメージすることで、ショフレ選手のようにビシッとしっかり飛ばせるようになります。是非参考にしてみてください。
(写真:Getty Images)
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