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「裏切られた〜!」海外中継で使われる“ダブルクロス”の意味とは
2018年12月18日(火)午後0:00
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海外のゴルフ中継で使われる“ダブルクロス”という言葉を聞いたことがありますか。直訳してもあまりピンとこない言葉ですが、「みんなのPGAツアー 2018年12月号」に出演したプロゴルファーの佐藤信人氏に解説して頂きました。
僕も現役の時はあまり聞いたことが無かったので最近の言葉じゃないかと思うんですが、「線が交差する」とかそういう意味なのかなと思ったら、辞書で調べてみると「裏切り」という意味が出てきます。
例えば、選手は状況に応じてフェードとかドローを打っていくわけですが、グリーンを右に曲がるフェードボールで狙おうとしたプランが、実際に打ってみたら裏切られてヒッカケ気味のフックボールになった。いわゆる「逆球」になってしまった時に“ダブルクロス”と呼んでいるようです。
ただ、左に曲がるフックボールを狙ったが曲がらずに右に逸れていった時は、海外の中継を聞いているとあまり表現しないですね。
フェードで行く予定が左にいってしまったことを“ダブルクロス”という、意味としては「逆球」なんですけど、言葉の意味としては選手の意図に反して「裏切られた〜!」というような英語の意味があるんだということが分かると、中継もより楽しいものになっていくと思います。
(「みんなのPGAツアー2018年12月号」より)
ダブルクロスとは“裏切りの逆球”
PGAツアーのゴルフ中継を観ていると一度は聞いたことがあるかもしれませんが、“ダブルクロス(double cross)”という言葉があります。僕も現役の時はあまり聞いたことが無かったので最近の言葉じゃないかと思うんですが、「線が交差する」とかそういう意味なのかなと思ったら、辞書で調べてみると「裏切り」という意味が出てきます。
例えば、選手は状況に応じてフェードとかドローを打っていくわけですが、グリーンを右に曲がるフェードボールで狙おうとしたプランが、実際に打ってみたら裏切られてヒッカケ気味のフックボールになった。いわゆる「逆球」になってしまった時に“ダブルクロス”と呼んでいるようです。
ただ、左に曲がるフックボールを狙ったが曲がらずに右に逸れていった時は、海外の中継を聞いているとあまり表現しないですね。
フェードで行く予定が左にいってしまったことを“ダブルクロス”という、意味としては「逆球」なんですけど、言葉の意味としては選手の意図に反して「裏切られた〜!」というような英語の意味があるんだということが分かると、中継もより楽しいものになっていくと思います。
(「みんなのPGAツアー2018年12月号」より)
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