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海外男子

劇的な優勝ベスト5 もちろんタイガー・ウッズが1位

2018年12月6日(木)午後0:18

 米『Golfweek』が「2018年の劇的な優勝ベスト5」を発表した。5位はキャメロン・チャンプ(米)、4位はフィル・ミケルソン(米)、3位はチャールズ・ハウエル(米)、2位はゲーリー・ウッドランド(米)、1位はタイガー・ウッズ(米)となった。

 23歳のチャンプは今季から米男子ツアー本格参戦で、10月のサンダーソンファームズ チャンピオンシップで早々に優勝。魅力は飛距離だ。昨季下部ツアーでは平均343ヤードと異次元の記録を叩き出した。幼い頃から飛距離が出たため、ショートゲームを磨いてきた選手。ただ飛ぶだけのプロではない。

 ミケルソンは47歳で米男子ツアー通算43勝目を挙げた。WGC-メキシコチャンピオンシップというビッグトーナメントで、勢いのあるジャスティン・トーマス(米)をプレーオフで破り、優勝を果たした。まだまだ勝てると示した瞬間だった。

 39歳のハウエルはRSMクラシックで、4291日(約11年)ぶり米男子ツアー通算3勝目を挙げた。プレーオフ2ホール目でパトリック・ロジャーズ(米)を撃破。ウィニングパットを決めた瞬間は非常に感動的だった。ウッズと比較されたほどの天才ハウエルIIIの今後のプレーに期待が高まる。

 ウェイストマネージメント フェニックスオープンで優勝した直後にウッドランドは、当時生後7か月の息子を抱きかかえた。本来は、双子として生まれてくる予定だったが、2017年3月に流産で1人を失った。ウッドランドは夫として妻を支え、苦しい時期を乗り越えた末の勝利だった。

 ウッズの米男子ツアー通算80勝目はなんと表現したらいいか分からない。全英オープン、全米プロと優勝間近まで迫り、プレーオフシリーズ最終戦のツアーチャンピオンシップで5年ぶりの復活Vと、本当にスーパースターの勝ち方だった。同大会の最終日最終ホールで、コース上になだれ込んできたギャラリー数は半端なく、一生忘れることは無いだろう。

(写真提供:Getty Images)
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