レッスン
加瀬秀樹「真っすぐ立てるかどうかでショットの成否が決まる」
2018年10月19日(金)午後0:00
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ゴルフにおいてターゲットに対して真っすぐ立つ(ターゲットラインに対してスタンスや腰、肩のラインが平行になる用に立つ)ことはとても重要です。真っすぐ立てるかどうかでショットの成否が決まると言っても過言ではないくらいです。
では、どうすれば真っすぐ立てるのか?
当たり前のことですが、練習あるのみです。
まず練習では、スティック(クラブでも可)などを使って真っすぐを確認します。
具体的には、ボールの後方からターゲットを確認したら、それに向かってスティックを置き、そのスティックに合わせてアドレスを取ります(写真①)。そしてこの時点で、真っすぐに立ったときにターゲットがどう見えるかを確認しておきましょう。
写真①
次に実際のラウンドなどスティックを置けないとき、プロたちがどうやって真っすぐを確認しているかをお教えしましょう。
まず後方からターゲットを確認して打ち出す方向が決まったら、ボールの先50センチ以内の範囲にスパット(目印)を見つけます(同②)。そして、ボールとスパットを結んだ架空のラインに合わせて構えに入ります。
同②
このとき絶対にやってはいけないのが、構えに入る前にターゲットを見ることです。ターゲットを見てしまうと構えが狂う危険性があるので、あくまでもボールとスパットを結んだ架空のラインだけを頼りにセットし、セットが完了してからターゲットを見るようにしてください。そうすれば、ほぼ狂いなくターゲットに対して真っすぐに構えることができます。
ほとんどのプロゴルファーが真っすぐ立てているのは、この地道な作業を毎回やっているからです。もちろん、私を含めプロたちはこの作業をいちいち意識することはありませんが、この確認を怠ることはありません。言い換えれば、こういう作業をしないで構えてしまっている人は、かなりいい加減なゴルフをやっていると言わざるを得ないわけです。
せっかく良いスイングが身に付いても、構えが原因でミスショットをしていては元も子もありません。ボールを打つ練習もけっこうですが、正しく構える練習もしっかりやっておきましょう。
加瀬秀樹(かせ・ひでき)
1959年千葉県生まれ。16歳でゴルフを始め、大学卒業後にプロに転向するもなかなか結果が出ず。ツアー初優勝は90年の「日本プロ」で、このとき初シードも獲得。その後はゆっくりしたリズムから放たれる豪快なドライバーショットを武器に活躍した。国内ツアー通算4勝。シニアでも10年に「日本プロシニア」で頂点に立った。
【関連】ZAKZAK by 夕刊フジ(夕刊フジ 2018/10/11 発売号より転載)
では、どうすれば真っすぐ立てるのか?
当たり前のことですが、練習あるのみです。
まず練習では、スティック(クラブでも可)などを使って真っすぐを確認します。
具体的には、ボールの後方からターゲットを確認したら、それに向かってスティックを置き、そのスティックに合わせてアドレスを取ります(写真①)。そしてこの時点で、真っすぐに立ったときにターゲットがどう見えるかを確認しておきましょう。
写真①
次に実際のラウンドなどスティックを置けないとき、プロたちがどうやって真っすぐを確認しているかをお教えしましょう。
まず後方からターゲットを確認して打ち出す方向が決まったら、ボールの先50センチ以内の範囲にスパット(目印)を見つけます(同②)。そして、ボールとスパットを結んだ架空のラインに合わせて構えに入ります。
同②
このとき絶対にやってはいけないのが、構えに入る前にターゲットを見ることです。ターゲットを見てしまうと構えが狂う危険性があるので、あくまでもボールとスパットを結んだ架空のラインだけを頼りにセットし、セットが完了してからターゲットを見るようにしてください。そうすれば、ほぼ狂いなくターゲットに対して真っすぐに構えることができます。
ほとんどのプロゴルファーが真っすぐ立てているのは、この地道な作業を毎回やっているからです。もちろん、私を含めプロたちはこの作業をいちいち意識することはありませんが、この確認を怠ることはありません。言い換えれば、こういう作業をしないで構えてしまっている人は、かなりいい加減なゴルフをやっていると言わざるを得ないわけです。
せっかく良いスイングが身に付いても、構えが原因でミスショットをしていては元も子もありません。ボールを打つ練習もけっこうですが、正しく構える練習もしっかりやっておきましょう。
加瀬秀樹(かせ・ひでき)
1959年千葉県生まれ。16歳でゴルフを始め、大学卒業後にプロに転向するもなかなか結果が出ず。ツアー初優勝は90年の「日本プロ」で、このとき初シードも獲得。その後はゆっくりしたリズムから放たれる豪快なドライバーショットを武器に活躍した。国内ツアー通算4勝。シニアでも10年に「日本プロシニア」で頂点に立った。
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