国内女子
大江香織はユーティリティ3本で飛距離をカバー 宮城で2年ぶりツアー通算3勝目
2018年9月24日(月)午前11:00
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国内女子ツアーのミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント(宮城県/利府ゴルフ倶楽部)は大江香織の優勝で幕を閉じた。ツアー通算3勝目を挙げた大江、最後まで優勝争いを演じた佐伯三貴について、同19勝の平瀬真由美プロが、CS放送「ゴルフネットワーク」で放送中「週刊ぎゅっと国内ツアー(毎週月曜日11時初回放送)」の中で振り返った。
パッティングも優勝できた要因の一つだと思います。今週は速くて少し硬めのグリーンでしたが、タッチが良く、しっかり打てていたので芝目に負けず、ボールが転がっていた印象を持ちました。
最終18番のサードショットはラフが深かったですけど、見事なショットでした。しっかり振っていける距離だったとはいえ、あれは素晴らしかったです。
ただ、曲げてもアプローチがものすごく上手なので、パーでしのいでおり、佐伯選手に流れが来ている感じはありました。しかし、勝負どころの14番でのボギーが痛かったですね。バーディを奪いやすいホールでしたが、何かが気になって一度外して、構え直して打ったショットがダフってしまい、その辺りから上手くいかなくなった感じでした。
最終18番でイーグルを狙いに行った時は、なかなか今の選手で転がしてアプローチをする選手は少ないので、手前からラインが出て、スッと転がっていくボールを見て、引き出しの多い選手だなと思いました。
ユーティリティで飛距離をカバーした大江香織
大江香織選手はそこまで飛距離が出る方ではないですが、安定して弾道の高いボールを打っていました。飛距離をカバーするためにユーティリティを3本入れていましたが、それが今週は当たりましたね。パッティングも優勝できた要因の一つだと思います。今週は速くて少し硬めのグリーンでしたが、タッチが良く、しっかり打てていたので芝目に負けず、ボールが転がっていた印象を持ちました。
最終18番のサードショットはラフが深かったですけど、見事なショットでした。しっかり振っていける距離だったとはいえ、あれは素晴らしかったです。
5年ぶりのツアー優勝を狙った佐伯三貴
元々テークバックが少し浅めで、私が見ていた限り少し打ち急いでおり、タイミングがいつもと違ってショットを曲げていました。ただ、曲げてもアプローチがものすごく上手なので、パーでしのいでおり、佐伯選手に流れが来ている感じはありました。しかし、勝負どころの14番でのボギーが痛かったですね。バーディを奪いやすいホールでしたが、何かが気になって一度外して、構え直して打ったショットがダフってしまい、その辺りから上手くいかなくなった感じでした。
最終18番でイーグルを狙いに行った時は、なかなか今の選手で転がしてアプローチをする選手は少ないので、手前からラインが出て、スッと転がっていくボールを見て、引き出しの多い選手だなと思いました。
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9月21日(金)~9月23日(日)