国内男子
賞金ランク1位の時松隆光 後半戦に向けて「最後まで諦めない」
2018年6月29日(金)午前11:09

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国内男子ツアー賞金ランキングトップの時松隆光。今季は関西オープンゴルフ選手権競技で逆転優勝、日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsでは最終日に逆転され優勝を逃すなど、様々な経験を前半戦にした。10試合に出場し、予選落ちは1回のみ。トップ10入りが4回と後半戦の結果次第では賞金王も狙える位置にいる時松がインタビューに答えた。

去年は夏場くらいまで調子が良くなくて予選落ちが目立っていたので、今年は開幕から予選を通って、自分のゴルフに徹せられればと思って開幕を迎えました。
プレーは派手な方ではないので、コツコツとボギーも少ないですけどバーディも少ないというゴルフで、基本的にパーで我慢していく、それが僕のゴルフだと思っています。今年はボギーが少なく、バーディを多く奪えているので、この順位にいるのではと思います。
去年の優勝(ブリヂストンオープン)は雨で中止になって、2016年(ダンロップ・スリクソン福島オープン)は3日目に首位となって最終日に逃げ切って優勝しました。今年(関西オープン)は少し違って、追う立場からスタートして優勝できました。色々なパターンで優勝できているので、逃げ切るのも難しいですが、逆転で勝つというのも難しいと思っていたので、自信に繋がったと思います。今後のゴルフに役立つと思うので嬉しかったです。今年の日本ゴルフツアー選手権は、最終日、僕が最後ボギー、ボギーで、市原さんがパー、バーディで。3打差なんてあっという間だなと実感した試合でした。
全米オープンよりは通用する可能性はあると思いますけど、初めてメジャー大会に出るので、自分に何が足りないか、予選落ちしたとしても絶対わかる事だと思うので、通れば4日間もゴルフが出来るので、もっと学ぶことは多いと思いますけど、滅多にないチャンスなので、無駄にせず一日一日を過ごしたいです。
賞金ランク1位にいるという実感はまだないです。あと1か月くらいしたら何とも言えないですけど(笑)。1位にいられるのなら、去年は11位で終わったので、目標としては10位以内。あわよくば1位でいけたら良いですけど、そんなに甘くはないので、ひと試合ひと試合を大切に頑張りたいと思います。
後半戦は、やはり関西オープンの逆転優勝もそうでしたけど、最後まで諦めないという事と、逆にツアー選手権で3打差であと2〜3ホールくらいでも何が起きるか分からないという、二つのことを学べました。また優勝争いをするチャンスがあれば、最後まで諦めないのと、最後まで油断しないというか、何があるか分からないという経験を活かせればと思います。
粘り強さや寄せワンとか、どっちかと言えばショートゲームでスコアを作っていくタイプのゴルファーなので。見ていて面白くないかもしれないですが、小さいクラブが僕の持ち味だと思うので、そういうところを見て頂ければと思います。
ベースボールグリップの利点は、まずは指を怪我しないのが一番だと思います。もしゴルフをしたいけれど、指や手が痛いという方はトライしてみてください。いま丸山(茂樹)さんがやって頂いて、やっとベースボールグリップが、流行りではないですけど浸透してきだして。本当に丸山さんのおかげです。丸山さんも指を痛めてらっしゃって、ベースボールグリップになってからゴルフが出来始めたという事を噂では聞いているので、ゴルフをしたいけれど出来ないという方は是非トライしてみて、それでまたゴルフをやって頂ければ幸いです。僕はずっとこれでやってきて、変えようと思ったことはないです。
(写真:©JGTO)

前半戦はほぼ100点 優勝も逆転負けも糧になった
ここまではほぼ100点に近いと思います。プレーは派手な方ではないので、コツコツとボギーも少ないですけどバーディも少ないというゴルフで、
去年の優勝(ブリヂストンオープン)は雨で中止になって、
初めてのメジャー挑戦から後半戦に向けて
全英オープン出場については、飛距離よりテクニックという試合だと思うので、賞金ランク1位にいるという実感はまだないです。あと1か月くらいしたら何とも言えないですけど(笑)。1位にいられるのなら、
後半戦は、やはり関西オープンの逆転優勝もそうでしたけど、
話題のベースボールグリップは「丸山さんのおかげ」
(自分のプレーで)見て欲しいのは、飛距離は飛ばない方なので、迫力はなく、派手じゃないですが、ベースボールグリップの利点は、まずは指を怪我しないのが一番だと思います。
(写真:©JGTO)
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