海外男子
A.チェイカ単独首位! タイガーは後半盛り返す
2009年5月9日(土)午後0:30
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アレックス・チェイカ(独)が首位に立つ中、ビッグネームたちのエンジンは未だかからずにいる。
米男子ツアー“第5のメジャー”と呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権(フロリダ州ポンテベドラビーチ、TPCソーグラス)は現地時間の8日、第2ラウンドの競技を行った。前日2位タイにつけたチェイカが、6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマーク。ただひとりスコアを二桁アンダー(通算11アンダー)に乗せて単独トップへ浮上した。
2打差の2位にイアン・ポルター(英)が続き、ノーボギーの6アンダー66と爆発したケビン・ナ(米)と、マスターズチャンピオンでこの日『65』の猛攻を見せたアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が通算7アンダー3位タイへジャンプアップ。同じく3位タイにはデビッド・トムズ(米)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らがつけている。また初日トップのベン・クレーン(米)はスコアを1つ落とし、通算6アンダーで9位タイに後退した。
注目のタイガー・ウッズ(米)は8番終了時点で通算イーブンパーとカットラインさえ気になる状況に陥った。しかし9番から3連続バーディで盛り返すと、14番、15番でも鮮やかな連続バーディを奪い、後半の猛攻で60台を確保(69)。通算4アンダー22位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
「午前中の風が穏やかなうちに回れて良かった」と言うのは首位に立ったチェイカ。首の故障で手に痺れが残ると言うが「ショットは昨日の方が良かったけれど、今日は肝心なところでいいパットが決まってくれた。二桁アンダーまでスコアを伸ばせたのが嬉しいね」と満面の笑み。先のべライゾン・ヘリテイジでは初日64と爆発して優勝争いに加わったが、結局13位タイに終わっている。念願のツアー初優勝を第5のメジャーで決められれば言うことはない。
一方、日本勢唯一出場の今田竜二が健闘。13番までスコアカード通りのプレーが続いたが、14番でバーディを奪うと、16番でこの日2つ目のバーディをマークし、ノーボギーの2アンダー70でホールアウト。初日の58位タイから通算2アンダー35位タイに順位を上げ、明日以降のプレーに期待を持たせた。
ザ・プレーヤーズ選手権はツアー屈指の高額賞金を誇り、ビッグネームが顔を揃えるフィールドの厚い大会だが、今年はコンディションのせいもあり、上位には伏兵が多く、世界ランク2位のフィル・ミケルソン(米)は、最終ホールでバーディを奪い滑り込み(通算イーブンパー61位タイ)でようやく予選突破。ディフェンディング・チャンピオンのセルヒオ・ガルシア(スペイン)もミケルソンと同じ くカットラインぎりぎりで決勝ラウンド進出を決めるなど大物は苦戦。中でも歴代チャンピオンのアダム・スコット(豪)はカットラインに1打足りずに予選落ち。前週優勝のショーン・オヘア(米)、現在フェデックスカップランキング4位のニック・ワトニー(米)ら、今季好調な選手たちが予選で姿を消している。
米男子ツアー“第5のメジャー”と呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権(フロリダ州ポンテベドラビーチ、TPCソーグラス)は現地時間の8日、第2ラウンドの競技を行った。前日2位タイにつけたチェイカが、6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマーク。ただひとりスコアを二桁アンダー(通算11アンダー)に乗せて単独トップへ浮上した。
2打差の2位にイアン・ポルター(英)が続き、ノーボギーの6アンダー66と爆発したケビン・ナ(米)と、マスターズチャンピオンでこの日『65』の猛攻を見せたアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が通算7アンダー3位タイへジャンプアップ。同じく3位タイにはデビッド・トムズ(米)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らがつけている。また初日トップのベン・クレーン(米)はスコアを1つ落とし、通算6アンダーで9位タイに後退した。
注目のタイガー・ウッズ(米)は8番終了時点で通算イーブンパーとカットラインさえ気になる状況に陥った。しかし9番から3連続バーディで盛り返すと、14番、15番でも鮮やかな連続バーディを奪い、後半の猛攻で60台を確保(69)。通算4アンダー22位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
「午前中の風が穏やかなうちに回れて良かった」と言うのは首位に立ったチェイカ。首の故障で手に痺れが残ると言うが「ショットは昨日の方が良かったけれど、今日は肝心なところでいいパットが決まってくれた。二桁アンダーまでスコアを伸ばせたのが嬉しいね」と満面の笑み。先のべライゾン・ヘリテイジでは初日64と爆発して優勝争いに加わったが、結局13位タイに終わっている。念願のツアー初優勝を第5のメジャーで決められれば言うことはない。
一方、日本勢唯一出場の今田竜二が健闘。13番までスコアカード通りのプレーが続いたが、14番でバーディを奪うと、16番でこの日2つ目のバーディをマークし、ノーボギーの2アンダー70でホールアウト。初日の58位タイから通算2アンダー35位タイに順位を上げ、明日以降のプレーに期待を持たせた。
ザ・プレーヤーズ選手権はツアー屈指の高額賞金を誇り、ビッグネームが顔を揃えるフィールドの厚い大会だが、今年はコンディションのせいもあり、上位には伏兵が多く、世界ランク2位のフィル・ミケルソン(米)は、最終ホールでバーディを奪い滑り込み(通算イーブンパー61位タイ)でようやく予選突破。ディフェンディング・チャンピオンのセルヒオ・ガルシア(スペイン)もミケルソンと同じ くカットラインぎりぎりで決勝ラウンド進出を決めるなど大物は苦戦。中でも歴代チャンピオンのアダム・スコット(豪)はカットラインに1打足りずに予選落ち。前週優勝のショーン・オヘア(米)、現在フェデックスカップランキング4位のニック・ワトニー(米)ら、今季好調な選手たちが予選で姿を消している。