今季メジャー最終戦 全米プロゴルフ選手権（ノースカロライナ州クエール・ホローC）。キャリアグランドスラムがかかったジョーダン・スピース（米）に注目が集まる中、サングラスをかけた非常に背の高い男性がスピースの組につき熱心に観戦していた。

　そう、2016年に引退したオリンピック金メダル最多記録保持者（23個）のマイケル・フェルプス（米）だ。フェルプスはゴルフ好きでスピースと仲が良く、これまでにも何回かスピースの組について観戦したことがあるそうだ。

「実は先週、観戦しに行くよってテキストメッセージを送ってくれたんだ。マイケルは良き友達で、メンターだ。ああいう人が心の支えとなる」とスピースは取材陣に答えた。

　また、「食事をして色々なことを話した。メンタル面の話とか、試合に向けての心構えとかね。スイングに関してのアドバイスはないけど、メンタル面に関することはアドバイスをくれる」とスピースは語った。
　
　大会初日を終え1オーバー33位タイで首位とは5打差のポジションにつけているスピース。キャリアグランドスラム達成に向け、2日目以降のプレーに注目だ。