昨年のチャレンジ賞金王・塚田好宣と昨年涙の全英予選突破・市原弘大が9Hマッチプレーでガチンコ対決
2017年7月5日(水)午後1:14
毎月プロ同士の9ホールマッチプレー対決を120分にわたって放送するゴルフネットワークの人気番組「ゴルフ真剣勝負 the MATCH」。7月放送は、「全英オープン」の出場経験があるふたり、塚田好宣と市原弘大が9ホールのマッチプレーでガチンコ勝負。千葉県・カレドニアン・ゴルフクラブで収録が行われました。
昨年のチャレンジ賞金王・塚田好宣
塚田好宣(1969年8月24日生まれ)は、東海大学を中退後、米国に渡りニューメキシコ陸軍士官学校へ。卒業後にルイジアナの大学に入学するなど海外で研鑽を積み、オーストラリアでプロ転向。1999年には日本のプロテストに合格しました。2005年、36歳で初めて日本のシードを獲得した遅咲きの選手で、初優勝は2013年東建ホームメイトカップ。オーストラリアでプロ転向してから20年目の初勝利でした。2016年はチャレンジツアーで2勝し47歳の最年長記録でチャレンジツアー賞金王に輝きました。
全英オープンには、過去2004年、2008年、2014年と3回出場。初めての全英オープンは、シンガポールで開催された全英オープンのアジア予選を突破して出場権を獲得したものでした。今年開催の開催コースであるロイヤルバークデールGCでの出場経験もあります。
昨年は涙の全英予選通過・市原弘大
対する市原弘大(1982年5月29日生まれ)は、埼玉平成高校時代に日本ジュニアを制するなど世代を引っ張る存在で、高校卒業後すぐにプロ転向。アジアンツアーに参戦したが結果を出すことが出来ず、2003年にチャレンジツアーで1勝を上げるもその後故障に苦しむなど順風満帆とはいかないプロ生活を過ごします。しかし、2010年に賞金ランキング58位で初シードを獲得。12年に一度陥落しますが14年には復帰し、以降シードを守っています。
全英オープンは、2012年と2016年の2回出場。昨年ミズノオープン2位の資格で出場したロイヤル・トゥルーンGCでは、「行きも帰りもアゲインストだった」という大荒れの天候の中、粘りに粘って初の予選通過を果たし、最終ホールのパーパットを沈めた後のガッツポーズと、頬を伝う涙が感動を呼びました。(その時のレポートはこちら)
アジアンツアーで意気投合・コンタクトレンズを貸し借りする仲?
今回のマッチは「全英オープン出場者対決」ですが、アジアを中心とした海外ツアー経験の豊富という共通項もあり、アジアで一緒に行動するようになったといいます。今年の日本ゴルフツアー選手権では、塚田の致命的なミスを市原が救ったというエピソードが。宿泊先でコンタクトレンズが無いことに気づいた塚田。出場選手の中から市原に連絡し、「無いよりはマシ」と予備を分けて貰ったそうです。度数も「バッチリ」だったとか。
対談では、全英オープンの経験談や、「またいつか出場して、日曜日の午後に18番ホールを歩きたい」と、ゴルファーの夢舞台である世界最古のメジャーへの意欲をみせていました。
マッチプレーでは、経験豊富なふたりが切れ味抜群のショットをみせあうバーディ合戦に。そのほか番組では、両プロによる対談やワンポイントレッスン、キャディバックの中身を紹介するコーナーなど、普段のゴルフ中継では知ることができない二人の人柄と魅力を紹介しています。
「ゴルフ真剣勝負 the MATCH 」は、7/5(水)午後9時より初回放送です(再放送・見逃し配信あり)。
ゴルフ真剣勝負 the MATCH
プロによる1対1の真剣勝負をお届けする新番組。ゴルフ専門チャンネルだから見ることのできるマッチメイクで、プロ同士の真剣勝負を2時間にわたって放送。番組ではプロのテクニックに留まらず、クラブ選択や状況判断などのプロの考え方も紹介し、アマチュアゴルファーにも参考になる情報をお届けする。