ツアーきっての飛ばし屋が初勝利から1か月で2勝目! セガサミーカップ優勝 チャン・キムの4日間
2017年7月11日(火)午前11:40
国内男子ツアーの長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント(7月6日~9日/北海道・ノースカントリーゴルフクラブ)で、チャン・キム(米)が通算18アンダーとし今季ツアー通算2勝目を飾った。
初日から6バーディを記録するなど「67」で8位タイにつけたキムは、2日目も4バーディ、2ボギーの2アンダー「70」とスコアを伸ばして、決勝ラウンドをトップと3打差の9位タイで迎える。さらに、2年連続ドライビングディスタンスでトップの飛ばし屋は、ムービングサタデーでノーボギーの5アンダー「67」と安定感も披露し、最終日を前にトップとは1ストローク差と射程圏内につけた。
最終組でのプレーとなった最終日は、4番までパープレーが続いた後の5番から連続バーディを奪うなど、3アンダーでハーフターン。そして、サンデーバックナインでも2つ伸ばし、首位に並んで迎えた18番パー5では持ち前の飛距離を発揮。2打目でグリーン右のカラーに届かせると、3打目で確実に寄せてバーディを奪い、決着をつけた。
初勝利からわずか1か月での2勝目に、大会名誉会長の長嶋茂雄氏も「恵まれた体格と、切れ味鋭いショットが見事に融合した結果」と称賛。今大会でも4日間の平均飛距離は319.88ヤードを誇った。6月には全米オープンに出場。予選落ちに終わりはしたが、飛ばしの力では世界トップレベルであると実感できたことが自信に繋がった。
2週後には、今季メジャー第3戦の全英オープンが迫る。再び大舞台へと挑むキムは、目標を「トップ20に入り、今後のキャリアの足がかりとしたい」と語った。飛ばしの力を武器に、ロイヤルバークデールGC(イングランド)でどのようなプレーを見せるのか注目だ。
チャン・キムが使用している(NEW プロV1x)タイトリスト・ゴルフボールは、今大会においても使用率No.1を獲得。また、米国女子ツアー「ソーンベリークリーク LPGAクラシック」で、最終日を単独首位で迎えたキャサリン・カーク(NEW プロV1使用)が首位を守りきり、今季初、ツアー通算3勝目を手にしている。
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写真:©Getty Images.