日本ツアーで14年ぶりマッチプレー! 谷原「メンタルが重要」
2017年6月22日(木)午後7:55
国内男子ツアーで14年ぶりのマッチプレー選手権が実現する。21日、都内のホテルにて「ISPSハンダマッチプレー選手権」の記者発表会が行われた。
昨シーズンまでは「ISPSハンダグローバルカップ」の名称で開催されていた大会が、今年ゴルフの原点とされるマッチプレー形式へと生まれ変わった。新たな名称は「ISPSハンダマッチプレー選手権」。マッチプレーで行われるツアートーナメントは、2003年の日本プロゴルフマッチプレー選手権以来14年ぶりとなる。
舞台は千葉県・浜野ゴルフ倶楽部。シード8名を含む104名が決勝まで進めば7回戦を戦う。日程は8月1日の1回戦を皮切りに、2日の2回戦でまず24名を決定。その後、シード選手を加えて9月6日の3回戦、7日の4回戦、8日の5回戦、9日の準決勝、5位・7位タイ決定戦、そして10日に優勝決定戦、3位決定戦が行われる。
賞金総額2億1,000万円、優勝賞金5,000万円はツアー最高額。シード選手として3回戦からの出場となる谷原秀人は「優勝すれば賞金王にもすごく近づける大会。みんな目の色を変えてやってくるんじゃないかと思う」。同じく会見に出席した藤本佳則は「いつも半田(晴久)会長にはお世話になっている。頑張っている姿を見せられるように、良い状態で臨めるようにしたい」と意気込みを語った。
今年は「ISPS HANDAワールドスーパー6パース」(15位タイ)、「WGC-デル・マッチプレー」(4位)と2つのマッチプレーを経験した谷原。「オーストラリアのマッチプレーの戦いがあったからテキサスにいったというのも確実にある。オーストラリアの大会に出てよかったなという風には今はすごい思っている」。
「最終的にはメンタルがすごい重要になってくる。本当にメンタルはテキサスの試合でいろいろな上位の選手とやらせてもらってかなり鍛えられたかなと。それをこのISPSハンダマッチプレー選手権の時でもう一度出せたらいいかなと思う」と世界の舞台で鍛えられたメンタルで最後まで戦いたいと結んだ。