フェアウェイウッドが苦手な理由は「シャフト」にあるかも? FWに合うシャフト選びのポイント
2016年5月16日(月)午後1:29
好評のギア情報番組「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」。 多くのゴルファーが抱えるシャフトへの疑問を解決し、飛距離アップやスコアメイクに役立つ情報を発信する番組です。
番組の案内役は、ツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏。
スイングはもちろん、ゴルフクラブとの関係性にも詳しいお二人が、シャフトへの疑問をわかりやすくナビゲートします。
FWを打ちこなすには、重さの逆転現象に注意
「自分に合うシャフト」とは、よく言われることですが、シャフトが変わるとスイングも変わり、またスイングを変えると合うシャフトも変わっていきます。プロはそうしたスイングとシャフトの関係性を意識していると、石井コーチが指摘します。
アマチュアの多くが、「自分はSフレックス」、「自分は60g台」のシャフトなどと、固定観念を持ちすぎていることが多く、それが自分に合うシャフトのチョイスを妨げていると内藤コーチは言います。 しなり方や硬さ、重さなど、自分がなにを使うか、セッティング内でどう組み合わせるかというバランスを、ツアープロはとても神経質に考えています。
セッティング内のバランスの例として、石井コーチがあげたのが、フェアウェイウッドの重さ。 ドライバーは60g台のシャフトを入れて、フェアウェイウッドには50g台のシャフトが入る逆転現象が起きているケースを紹介されます。
クラブは短くなるにつれて重くなるのがセオリー。フェアウェイウッドは、ドライバーよりも重いシャフトを装着することで振りやすく、地面にあるボールをクラブの重みを使って、しっかりと上からの軌道で打ちやすくなります。
内藤コーチがおすすめするのは、次の組み合わせです。
<ドライバーが60g台のシャフトの場合>
3番ウッドは、60g台か70g台のシャフト
5番ウッドは、70g台か80g台のシャフト
フェアウェイウッドやユーティリティーのシャフトが、ドライバーより軽すぎたり、重すぎたりするケースはとても多いようです。自分のクラブをチェックして、セッティング内の重量が揃うように意識してみましょう。難しいフェアウェイウッドが格段に打ちやすくなるはずです。
石井コーチが"利きシャフト"に挑戦
「石井忍が行く」のコーナーでは、石井コーチが、シャフトの印刷を黒く塗って、モデルをわからなくしたシャフトを打ち比べする"利きシャフト"に挑戦。
石井コーチは、打っただけでシャフトの特性を見極めて、モデルを当てることができるでしょうか? 正解は番組内でチェックしてみてください。
内藤コーチのスイング解説は、片岡大育プロが登場。
今季ブレイクを果たした片岡プロは、腕と身体の運動量がマッチしたバランスの良いスイング。安定感と正確なショットが持ち味です。そんな片岡プロにマッチするシャフトは、クセのないあのモデルです。
ツアープロのシャフト選びのキモを紹介する「シャフトのトリセツ」。
ぜひ番組をご覧ください。
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「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」
「シャフトの重要性」をツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏の2人がお届け!シャフトに注ぎ込まれるテクノロジーやそれらにまつわるエピソードを紹介していきながら、視聴者のシャフト選びに役立つ情報をお伝えしていく。
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