ゴルフ人生の中で、もっとも愛用したシャフトは?
2015年11月28日(土)午後2:35
ギア情報番組「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」。 多くのゴルファーが抱えるシャフトへの疑問を解決し、飛距離アップやスコアメイクに役立つシャフト選びのコツを紹介しています。
番組の案内役は、ツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏。
六回目の今回は、二人がこれまで使ってきたシャフトについて、トークがスタートします。
もしあの時、このシャフトがあれば…
「生涯で最もたくさん打ったシャフトは?」という石井コーチの質問に対し、内藤コーチの答えは現在も愛用している「TOUR AD PT」シャフトと答えます。 クセがないこととで知られる「PT」がマッチしてしまうと、他の個性を持つシャフトには変更しづらいのかもしれません。
石井コーチは、当時、海外でも人気の高かった「YS-7」を50本くらい使用したとのこと。
今打ってみるとどうなるか、久しぶりに試してみたところ、シャフトが何もしてくれないことに驚いたといいます。とても鈍感な印象で、自分がしっかり振る必要があるシャフトという評価です。
逆に言えば、現代のシャフトは様々なしなり特性によって、ボールをつかまえたり、地面から拾ったり、打ち出し角を高くあげたりと様々に機能してくれるとも言えます。もちろんそれぞれのゴルファーにとって、タイミングが取りやすいような、様々な性質の違いも持っています。
同じ人が打っていても、感覚の違いが出てしまい、それは使っているシャフトも大きく影響するようです。
内藤コーチは、ツアープロ時代の石井コーチにもし現代の「DI」シャフトがあれば、左をおそれずにしっかりと振りぬくことが出来、今ごろは「ツアー5勝」くらいしているプロになっていたのでは?と予測します。
現代は様々な選択肢があるので、よりベストパフォーマンスの出せるシャフトを選びやすくなったと言えそうです。
気になる"利きシャフト"の結果は?
内藤コーチのスイング解説は、若手のホープ、園田峻輔プロが登場。
体幹が強く、ボールを遠くに飛ばすことの出来る園田プロは、先端部分の剛性が高く、飛ばしというよりも安定感重視の「DI」シャフトを選択。ヘッドは毎年のように変わっていても、シャフトは一貫して「DI」を使っており、シャフトへの信頼感の高さが伺えます。
好評の"利きシャフト"のコーナーは、シャフトの印刷を黒く塗って、モデルをわからなくしたシャフトを石井コーチが打ち比べする企画です。
過去2回は、いずれも大きく外れてしまった石井コーチですが、3回めは先端剛性の高い「DI」シャフトと、手元側の剛性が高く先端がしなりやすい「EV」シャフト。いわば、全く正反対の特性を持つシャフトです。特性はいままででもっとも判別しやすいはず。
3度めの正直で、今回こそ石井コーチは正解できるでしょうか? 正解は番組内でチェックしてみてください。
ツアープロのシャフト選びのキモを紹介する「シャフトのトリセツ」。
ぜひ番組をご覧ください。
【関連】FWに合うシャフト選びのポイント
【関連】今さら聞けない!? シャフトの基礎知識
【関連】ツアープロコーチが愛用する「飛ばせるシャフト」とは?
【関連】ツアープロコーチが語る「シャフト」の重要性 石川遼のスイングで解説
「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」
「シャフトの重要性」をツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏の2人がお届け!シャフトに注ぎ込まれるテクノロジーやそれらにまつわるエピソードを紹介していきながら、視聴者のシャフト選びに役立つ情報をお伝えしていく。
【オススメ】「GOLF NETWORK PLUS TV」なら、スマホ・PC・タブレットで「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」がいつでも見れる!
写真提供:Getty Images