ツアープロコーチが語る「シャフト」の重要性 石川遼のスイングで解説
2015年7月11日(土)午後4:53
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シャフトというとなんとなくプロや上級者向けというイメージが合ったり、たくさんの種類があってよくわからないというゴルファーが少なくありません。自分に合ったシャフトが良いとは、なんとなく知っていても、どう選べばいいのかは、なかなか難しいものです。
この10月から始まる新番組「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」では、そんな多くのゴルファーが抱えるシャフトへの疑問を解決し、飛距離アップやスコアメイクに役立つ情報を発信します。
番組の案内役は、ツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏。
内藤雄士コーチは、「あすゴル!」でもおなじみの人気プロコーチ。石井忍コーチは、「プレ男(メン)レッスン」でも好評だった若手屈指のプロコーチです。石井コーチは、ツアープロ時代に内藤さんのコーチを受けていたという文字通りの師弟コンビが、シャフトへの疑問のわかりやすくナビゲートします。
二人のプロコーチが語るシャフトの重要性
番組は、案内役のお二人のトークからスタートします。
98年にプロテストに合格し、内藤コーチからサポートを受けるようになったという石井忍コーチの思い出が語られます。
内藤コーチのジュニア時代は、ドライバーのヘッドはパーシモン(柿材)。シャフトはスチール製でそれ以外のバリエーションがなかったといいます。チタンドライバーとカーボンシャフトの登場により、様々なラインナップが増えて、現在は、ゴルファーにとって、よりマッチしたクラブ選びが可能になっているといいます。
石井コーチは、ジュニア時代に教わったことは、スイング中に「シャフトを立てろ」、「ヘッドを返せ」、そしてラウンド中は「前の組との距離をあけるな」の3つしかなかったと笑います。
現在は、そのゴルファーのスイングタイプと、その人がやりたいプレースタイル(持ち球など)によって、それに合ったシャフトを選択できます。自分のスタイルとマッチするシャフトを選ぶことで、上達のスピードがあがり、間違った努力をしなくてすむというわけです。
「アマチュアの方は、プロと違って、練習時間もラウンド数も限られている。上達への最短距離を目指さないといけない。シャフトの知識を増やすことで上達に近づけます」と内藤コーチは語ります。
内藤雄士コーチが石川遼のスイングを解説!
番組では、ツアープロのスイングを内藤コーチが解説。
一回目は、PGAツアーで奮闘する石川遼選手です。
シンプルで美しい石川遼選手のスイングを、内藤コーチは「スポーツカーのような、スピーディーで切れのあるスイング」と評します。
以前は、「TOUR AD MJ」というシャフトを使用していた石川選手ですが、最近は少し前のモデル「TOUR AD DI」を使用しています。
これまで使っていた「TOUR AD MJ」は、シャフトの先端寄りのしなりが大きく、ボールをシャフトがつかまえてくれるモデル。一方、現在使用している「TOUR AD DI」は、シャフトの先端寄りがしっかりとしていて、ヘッドが走り過ぎないシャフト。方向性の良さが特徴です。
内藤コーチの解説によると、シャフトではなく、身体のターンでしっかりとボールをつかまえて左に振りぬいてフェードボールを打ちたい石川選手によりマッチしているのが、「TOUR AD DI」であるとのこと。
出球が散らばったり、方向性が悪いときはアマチュアゴルファーも「TOUR AD DI」をためしてみると良い結果が期待できます。
石川遼選手の例からも、スイングや打ちたい球筋によって、シャフトを選ぶのが、飛距離アップや上達への早道だといえます。番組をチェックして、自分に合ったシャフトの選び方をぜひマスターしてください。
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レッスン番組「内藤雄士・石井忍 シャフトのトリセツ」がスタート!
「シャフトの重要性」をツアープロコーチの内藤雄士氏と石井忍氏の2人がお届け!シャフトに注ぎ込まれるテクノロジーやそれらにまつわるエピソードを紹介していきながら、視聴者のシャフト選びに役立つ情報をお伝えしていく。
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