パーキープ率94% ボギーを打たないゴルフで優勝戦線に留まった今平、逆転Vへ「6アンダーは必要」
2017年4月15日(土)午後6:40
男子ツアー国内開幕戦「東建ホームメトカップ」3日目、首位スタートの小平智は雨脚が強くなった後半に2ボギー、1ダブルボギーとスコアを落として通算6アンダーの18位タイへ大きく後退した。
単独トップに立ったのは梁津萬 。66をマークして通算13アンダーまでスコアを伸ばした。首位と2打差の2位で藤田寛之が追う。3位タイにはA・ブランド、D・オー、J・パグンサンら海外勢が名を連ねた。
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藤田と共に国内開幕戦での日本人選手優勝を狙うのは今平周吾。首位と2打差の3位タイからスタートした3日目、「ショットが良くなかった。バーディチャンスにつけることができずスコアを伸ばせなかった」と悔やみながらも3バーディ、1ボギーの「69」で2つスコアを伸ばし通算9アンダーの6位で最終日を迎える。
昨季のパーキープ率は85.95%で5位、平均ストロークは70.66で8位と安定したプレーが持ち味でもある今平。今大会のパーキープ率も94.44%(2位)と3ラウンド合計でボギーはわずかに3つ。この日も「調子が良くない中で最低限のスコアで抑えることができた」と大崩れすることなく優勝戦線に留まった。
フル参戦2年目の昨シーズンはトップ10入りが8回と未勝利ながら賞金ランキングはキャリアハイとなる10位。さらなる飛躍を目指して今季にかける想いは強い。
ツアー初優勝を目指して今年は契約メーカーを変えて臨む。オフの契約発表記者会見では「まだ優勝がないのに契約させて頂いて感謝しています。先ずは今年1勝を目指して頑張りたい」と抱負を語っていた。
3日目は同じヤマハ契約の藤田とのラウンドとなったが、「最初は静かなゴルフだったけど、後半の上がりがすごかった。やっぱり違うなと思いました」と百戦錬磨のツアー通算18勝を誇る藤田のプレーを肌で感じた。
最終日に向けては「6アンダーくらい出さないと勝てない」と藤田ら最終組の1つ前から4打差の逆転を目指す。
契約先のヤマハが掲げる「Yamaha Golf WINING 10 PROJECT」。契約選手でツアー10勝を目指すというものだが、今季はまだ誰も勝っていない。3日目終了後のインタビューで今平は「(新しいクラブは)初日から手応えを感じている」と万全の仕上がり。チームヤマハの今季1勝目を飾ることはできるか、最終日の藤田・今平のプレーにも注目だ。
【3日目成績】
1位 梁津萬(-13)
2位 藤田寛之(-11)
3位 A・ブランド(-10)
3位 D・オー(-10)
3位 J・パグンサン(-10)
6位 今平周吾(-9)
「東建ホームメイトカップ」
とことん1番ホール生中継
最終日 4/16(日)7:30?10:15
【主な注目組のスタート時間】
08:00 薗田峻輔 / 宋永漢 / 宮里優作
08:30 宮本勝昌 / 山下和宏 / 小平智
09:00 永野竜太郎 / C・キム / 武藤俊憲
09:20 稲森佑貴 / 竹安俊也 / 藤本佳則
09:30 今平周吾 / J・パグンサン / D・オー
09:40 A・ブランド / 藤田寛之 / 梁津萬
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(写真:JGTO)