パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ優勝 久保谷健一の4日間を振り返る
2017年4月25日(火)午後0:00
国内男子ツアーとアジアンツアーの共同主管で開催されたパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ(4月20?23日、千葉・千葉カントリークラブ 梅郷コース)で45歳ベテラン、久保谷健一がプレーオフを制し5年ぶりの優勝を飾った。
第1ラウンドは2アンダー69で16位タイ、第2ラウンドはイーブンパー71の23位タイへ後退し、決勝ラウンドへ進んだ久保谷。第3ラウンドも2つスコアを伸ばすにとどまり、通算4アンダーはトップに6打差の20位タイ。逆転優勝には厳しい状況だった。
だが、最終ラウンドはそれまでの3日間とは一転、目の覚めるようなプレーが光る。1番で幸先よく4メートルのバーディパットを沈めると、5番では5メートル、7、9番でも長いパットを次々と決めて4アンダーで前半を折り返す。後半に入っても11番で15メートルのパットをねじ込み、12番もバーディ。18番はグリーンの外からパターで決めてノーボギーのゴルフ。「多分、5、6年は出ていない」という7アンダー「64」をマークし通算11アンダーで首位に並び、宮本勝昌とのプレーオフに突入した。
そして、ツアー通算7勝目は呆気ないかたちで転がりこんだ。プレーオフ1ホール目で、宮本がティーショットをOBとし万事休す。久保谷に軍配が上がった。
ここ数年は持病の腰痛が悪化し、思いどおりのプレーができない日々。2016年の賞金ランキングは124位まで落ち込み、今季は2012年日本オープン優勝で得た5年シード最終年でもあった。そんな中つかんだ勝利。45歳、ゴルフはまだまだこれからと感じさせる1勝となった。
久保谷健一が使用している(NEW プロV1x)タイトリスト・ゴルフボールは、今大会においても使用率No.1を獲得。また、欧州男子ツアー「深センインターナショナル」で、タイトリスト総合契約のベルント・ウィスベルガー(NEW プロV1使用)がプレーオフを制し、欧州男子ツアー通算4勝目を達成した。
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