【動画】松山、「73」と苦しみながらも逃げ切り優勝! 「このゴルフではメジャーで勝てない。対策を考えたい」
2016年12月5日(月)午前9:55
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タイガー・ウッズ(米)が主催するチャリティイベントのヒーロー・ワールド・チャレンジは現地時間4日、バハマのアルバニーを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は「73」と苦しみながらも通算18アンダーで優勝を飾った。
7打差と後続を大きく引き離して最終日に挑んだ松山は、3番パー5で最初のバーディを奪取するなど2バーディ、ノーボギーの安定したゴルフで前半を折り返す。しかし後半は一転して我慢のゴルフが続く。出だしの10番パー4で痛恨のダブルボギーを叩くと、さらに14番でもボギー。トータル2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73とスコアを落としたものの、何とか逃げ切り、優勝トロフィを手にした。
競技終了後のインタビューでは「この18人の中で優勝できたことは嬉しい」と笑顔で語り、「最終日にスコアを伸ばせないと、危ない展開になってしまうんだなということは改めてわかりましたし、もう少しリードできる展開ができるように対策を考えたい」と振り返った。また来年のメジャーについては「このゴルフではメジャーで勝てないと思いますし、それまでに自分がどれだけ成長してるかだと思うので、それまでにしっかりと試合で勝てるように頑張りたい」と4月のマスターズに向けて始動する。
一方単独10位からスタートしたタイガーは、6番でダブルボギーを叩いた後、7番から3連続バーディを奪いハーフターン。しかし、後半も2バーディ、2ボギー、2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフを展開。4オーバー76と崩れ、通算4アンダー単独15位で1年3か月ぶりに出場した大会を後にした。
最終日に4アンダー「68」とスコアを伸ばし、最後まで松山を追い詰めたヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は通算16アンダーで単独2位。また前日2位タイのダスティン・ジョンソン(米)は「71」と伸び悩み、マット・クーチャー(米)、リッキー・ファウラー(米)とともに通算13アンダーの3位タイで4日間の競技を終えた。
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ヒーローワールドチャレンジ<全ラウンド独占生中継!>放送予定
最終日再放送 12月5日(月) 午後8:00?午後11:00
【放送予定】ヒーローワールドチャレンジ<全ラウンド独占生中継!>
【見逃し配信】2016-17ヒーロー ワールドチャレンジ