【動画】松山、大逆転ならずも2戦連続トップ5入り キム・シウが逃げ切り初優勝
2016年8月22日(月)午前9:42
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米男子ツアーのウィンダムチャンピオンシップが現地時間21日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで最終ラウンドの競技を終了。首位から出た韓国の21歳、キム・シウが通算21アンダーでツアー初優勝を果たす中、松山英樹は3アンダー67で通算15アンダー3位タイに順位を上げて大会を終えた。
3日目の「68」で6打差6位タイからのスタートとなった松山。大逆転へ勢いに乗りたかった前半は、出だし1番でバーディ逃しのパーも、続く2番で8.3メートルを沈めてバーディ先行。ピンそばにつけた6番のバーディからはパーを続けたが、後半11番では3メートルを決めてノーボギーの3アンダーと着実にスコアを伸ばした。しかし、直後の12番から立て続けにチャンスを外すと、14番でこの日初のボギー。15番ですぐさま取り返すも後が続かず、4バーディ、1ボギーで最終18ホールを終えている。
引き続きパットに課題を残しながら「徐々に良くなっている」と手応えのショットはこの日、フェアウェイキープ率(85.71%)、パーオン率(88.89%)ともに今週最高を記録した。「コースに助けられた感じ」と現状にはまだまだ満足いかない様子の松山だが、全米プロゴルフ選手権から2戦続けての上位フィニッシュを果たし、「不安な部分はあるが楽しみ」と意気込む翌週からのプレーオフシリーズへ期待の高まる4日間となった。
逃げ切りで初優勝を飾ったキムは、2位ルーク・ドナルド(英)に5打差をつけて戴冠。後続と4打差で迎えたこの日は、中盤に失速しながらも、6バーディ、3ボギーの「67」で逃げ切り、バーバゾル選手権でプレーオフの末に逃した初白星を1か月越しで手にしている。同じく「67」のドナルドは前日5打差3位タイからの浮上。3位タイには松山と2007年王者のブラント・スネデカー(米)が入った。
通算14アンダーの5位タイには、ラファエル・カブレラ・ベヨ(スペイン)、ビリー・ホーシェル(米)、グラム・マクドウェル(北アイルランド)ら5人。そのほか、2週前にツアー初の「58」を記録したジム・フューリック(米)やケビン・ナ(米)が通算13アンダーの10位タイとなった。
【見逃し配信】2015-16ウィンダムチャンピオンシップ
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【放送予定】ウィンダムチャンピオンシップ
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最終日 8月22日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
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写真提供:Getty Images