海外男子

【動画】松山、優勝争いへ2位タイ浮上！「楽しんでやりたい」　岩田は無念の予選落ち

2016年8月20日（土）午前9:05

この記事のキーワード

　米男子ツアーのウィンダムチャンピオンシップが現地時間19日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は6アンダー「64」をマークし、通算10アンダー2位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

ウィンダムチャンピオンシップ松山英樹 2日目ハイライト（10、12H）

　初日「66」で8位タイにつけていた松山は、前半こそ5番パー5のバーディのみに終わり、1アンダーで前半を折り返すも、後半に入り猛チャージ。12番パー3では60センチ、14番では2メートル、15番では90センチのバーディチャンスにつけるなど持ち前のショット力でスコアを伸ばし、バックナインだけで5バーディを奪取。ボギーフリーの完ぺきなプレーでトップと2打差につけ、今季2勝目を射程圏内に捉えて週末を迎えることとなった。

　この日は首位に立ったキム・シウ（韓）が「60」をマークするなど上位は伸ばし合いの展開。「64」の好スコアにも「（前日から）あんまり変わってない」と手応えを振り返った松山だが、「悪い中でもグリーンをとらえられている」とパーオン率88.89%のショットで正確にグリーンをとらえた。それでも「このショットとパットでは期待できないけど、良い位置にはいると思うので楽しんでやりたい」と辛めの自己評価で残り36ホールに臨む。

　一方、来季シード権獲得のために上位進出が必須の岩田寛は、イーブンパーで迎えた17番パー4でダブルボギーを喫し、2オーバーで折り返し。一転して後半は1番、4番でバーディを奪うと、5番パー5では2打目で3メートル弱につけてイーグルを奪取するなど2アンダーまで伸ばしたが、7番パー3で大きく左に外し再びダブルボギーを叩いた。結局、1イーグル、4バーディ、2ボギー、2ダブルボギーのイーブンパー70に終わり、通算イーブンパーで無念の予選落ち。フェデックスカップ・ポイントを獲得できず、同ランク125位圏外となることが確定となった。

　通算12アンダーで単独首位に立ったキムは、バックナインで6つ伸ばす、1イーグル、8バーディの10アンダー「60」を叩き出し、前日41位タイからの奪首となった。松山と同じ2打差2位タイにつけたのは、前日首位タイのケビン・ナ（米）、2週前にツアー初の「58」を記録したジム・フューリック（米）に、この日「61」をマークしたルーカス・グラバー（米）。通算9アンダー6位にはラファエル・カブレラ・ベヨ（スペイン）が続く。

　そのほか、通算7アンダー7位タイにはブラント・スネデカー（米）やルーク・ドナルド（英）が並び、通算6アンダー11位タイ集団にもリッキー・ファウラー（米）、グラム・マクドウェル（北アイルランド）ら強豪が名を連ねた。一方で、全米プロゴルフ選手権を制したジミー・ウォーカー（米）は通算2オーバーで決勝ラウンド進出を逃している。

【見逃し配信】2015-16ウィンダムチャンピオンシップ
 【関連】松山が3打差8位タイ発進！「あんまり良いところはないけど」　シード圏目指す岩田は出遅れ
 【関連】松山が3週ぶりに登場「ショットは良い状態」　岩田はシード圏内滑り込みなるか
 【放送予定】ウィンダムチャンピオンシップ

> ゴルフネットワークマガジン一覧