【動画】松山、前日大乱調から一転の『68』も「パット決まればもっと出せた」 R.マキロイが3打差の単独トップに
2017年2月1日(水)午前9:45
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世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-キャデラックチャンピオンシップが現地時間5日、フロリダ州のトランプナショナルドラールで第3ラウンドの競技を終了。ローリー・マキロイ(北アイルランド)が3打差の単独首位に浮上する中、60位タイから出た松山英樹は前日の「81」から一転、4アンダー「68」の好スコアで通算3オーバー41位タイに順位を上げた。
大叩きを演じながらも前日のラウンド終盤から徐々に本来のプレーを見せ始めていた松山。この日は出だしの1番パー5から60センチにつけるナイスアプローチでバーディ発進を切り、6番では7メートル弱を沈めて2アンダー。さらに続く7番、8番とピンに絡めるスーパーショット連発で3連続バーディとし、ノーボギーの4アンダーで前半を折り返す。
迎えた後半は12番バーディのあとパープレーを続けると、5アンダーのまま迎えた最難関18番でティーショットが池に入るトラブル。「上手くタイミングが取れなかった」ウォーターショットでフェアウェイに戻し、3オン2パットでこの日唯一のボギーを喫したものの、ダブルボギーを4つ記録した前日を忘れさせるような、5バーディ、1ボギーの内容で最終日への良い流れを作った。
競技後、松山は「ショットは特に午前中すごく良かった。後半になるにつれて良くないものが出たのは残念だが、基本的に昨日までよりショットは改善しているし、パットがもっと決まればもっとスコアが出せたと思う」とこの日を総括しつつ「昨日の今日でよく戻せた」とプレー内容への一定の満足を口に。依然後方からのスタートとなる最終日へ向け「上位に行くことは難しいと思うが、少しでも順位を上げて終われるように全力を尽くしたい」と意気込みを表している。
前日の「65」で2打差2位タイからのスタートとなったマキロイはこの日、4バーディ、ノーボギーの「68」で通算12アンダーの単独トップに立った。今週からパッティングスタイルをクロスハンドに変更し、前日にはグリーン上で好プレーを連発していたが、この日も10番で5メートルを沈めるなど要所でナイスパットを披露。3打と小さくないリードを手に最終日逃げ切りを狙う。
通算9アンダーの2位タイにつけたのは昨季覇者ダスティン・ジョンソン(米)と前日トップのアダム・スコット(豪)。通算7アンダー4位タイにはフィル・ミケルソン(米)、バッバ・ワトソン(米)、ダニー・ウィレット(英)の3人が並んだ。そのほか、世界王者のジョーダン・スピース(米)は通算2アンダー17位タイに後退。57位タイから出た宮里優作は2つスコアを落とし、通算7オーバー55位タイとなっている。
「WGC-キャデラックチャンピオンシップ」全ラウンド、ダイジェスト放送!大会3日目の模様を3月6日(日)午後11:00?ダイジェスト放送!
3日目 3月6日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 3月7日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)