米男子ツアーのAT＆Tペブルビーチプロアマは現地時間12日、カリフォルニア州のぺブルビーチGL（PB／パー72）、モントレー・ペニンシュラCC（MP／パー71）、スパイグラス・ヒルGC（SH／パー72）の3コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。ぺブルビーチGLをラウンドした岩田寛は6アンダー66をマークし、通算11アンダートップタイに浮上した。

　初日をトップと3打差の12位タイで終えていた岩田。この日は立ち上がりの2番からバーディを先行させると、2アンダーで迎えた6番パー5では2打目をグリーンの傾斜も利用してピンそば3メートルにつけてイーグルを奪取。さらに7番、9番でもスコアを伸ばし、前半を6アンダー「30」で終える。

　バックナインでは10番をバーディとしたものの、11番、14番でボギー。その後は16番で1つ返すにとどまったが、1イーグル、6バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。開幕前には体の痛みで欠場の可能性もあったが、カン・スンホン（韓）と並び最高の位置で36ホールを終えることとなった。

　しかし、会心のプレーかと思いきや本人は「そうでもない」と振り返り。「グリーン周りとパターでしのいで、ショットの調子自体は良くなかった」と話した。特に「11番でボギーを打ってからは、（ショットが）もっとひどくなった」ようで「今日はずっと不安なままプレーしていた」とスコアほどの手ごたえはつかめていない。それでも、日替わりのコースのなかで「パットはタッチが合っていた」とパターが冴えてスコアを伸ばしており、前週の松山に続く、日本人連続優勝に期待がかかる。第3ラウンドではスパイグラス・ヒルGCをプレーする。

　トップと1打差の3位タイには、モントレー・ペニンシュラCCを「65」で回ったフィル・ミケルソン（米）、フレデリック・ヤコブソン（スウェーデン／SH）、チェズ・リアビ（米／PB）の3選手。ミケルソンは前半で3連続バーディを含む5バーディをマークすると、後半には10番パー5でイーグルを記録している。

　初日65位タイとやや出遅れていた世界ランキングNo.2のジェイソン・デイ（豪／MP）は、1イーグル、5バーディ、2ボギーの5アンダー66で通算6アンダー13位タイに浮上。同No.1のジョーダン・スピース（米／MP）も2アンダー69で回り、通算3アンダー36位タイとしている。また、大会2勝の昨季覇者ブラント・スネデカー（米／MP）はイーブンパー71で通算イーブンパー75位タイとなっている。

【見逃し配信】AT＆Tペブルビーチプロアマ
【LIVEスコア】リーダーズボード

「 AT＆Tペブルビーチプロアマ 」全ラウンド生中継、今日の模様はいますぐ見逃し配信【本日のみ無料】で！3日目の模様は2月14日（日）深夜3時?お届け！

【見逃し配信・2/13限り無料】AT＆Tペブルビーチプロアマ

2日目再放送　2月13日（土）　午後4：30?7：30
3日目　2月14日（日）　深夜3：00?翌午前8：00※最大延長午前9：00