【動画】松山、最終日は「良いところもあり悪いところもあり…」で35位タイ A.スコットが序盤にダボ2つも逆転で2週連続優勝!
2016年3月21日(月)午前9:07
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世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-キャデラック選手権が現地時間6日、フロリダ州のトランプ・ナショナル・ドラルで最終ラウンドの競技を終了。アダム・スコット(豪)が3アンダー69とスコアを伸ばし、通算12アンダーでツアー通算13勝目。松山英樹は通算4オーバー35位タイで大会を終えた。
3日目に「68」をマークし、41位タイに順位を上げていた松山は、前半こそ4番でティーショットを池に入れてトリプルボギー、7番では2打目を池ポチャしダブルボギーを叩くなど3オーバーと苦戦。しかし、後半は3バーディ、1ボギーと2アンダーでまとめ、1アンダー73でホールアウト。「相変わらず良いところもあり悪いところもあり…」とラウンドを振り返った。
前半の苦戦については「全体的にスイングがしっかりしていないから、風のプレッシャーに負けてしまった」と分析。一方で、終盤はピンに絡むショットも増え「良い収穫があったところもあるから、次に生かしていけるようにしたい」とポジティブな要素も見られた18ホールだった。
棄権も考えられた今週末だったが「今日は何も気にすることなくできたが、体調が良くないと練習もできないので、風が強いコンディションだとスコアが乱れてしまう」と改めて体のコンディションニングの重要性を実感。次週は休養をとり、いよいよ今季メジャー初戦に向けての戦いが始まる。
一方、トップと3打差の2位タイから出たスコット。しかし、1番バーディのあとの3番と5番でダブルボギーを喫してしまう。それでも6番、8番のバーディで前半を1オーバーで折り返すと、後半に入り10番から3連続バーディを奪取。14番では1メートル弱に寄せてのバーディで単独トップに躍り出ると、1打リードで迎えた最終18番はピンチを迎えながらもパーセーブ。7バーディ、2ダブルボギーの内容で前週のザ・ホンダ・クラシックに続く、2週連続優勝を達成した。
一方、3日目に「68」をマークし、41位タイに順位を上げていた松山は、前半こそ4番でティーショットを池に入れてトリプルボギー、7番では2打目を池ポチャしダブルボギーを叩くなど3オーバーと苦戦。しかし、後半は3バーディ、1ボギーと2アンダー。1アンダー73でまとめ、通算4オーバー35位タイで大会を終えている。また、55位タイから出た宮里優作は8オーバー80と崩れ、通算15オーバー61位タイとなっている。
その他上位は、通算11アンダーの単独2位に4アンダー68で回ったバッバ・ワトソン(米)。単独トップからでたローリー・マキロイ(北アイルランド)は、前半をノーバーディの2オーバーと苦しみ、2オーバー74の通算10アンダーでダニー・ウィレット(英)と並んで3位タイに入っている。通算9アンダー単独5位にフィル・ミケルソン(米)、通算8アンダー単独6位にはジミー・ウォーカー(米)が続いている。
世界ランキングNo.1のジョーダン・スピース(米)は、2日目以降アンダーパーがなく、通算1アンダーでジャスティン・ローズ(英)らと並び17位タイ。同No.2のジェイソン・デイ(豪)は連日の1アンダー71で通算イーブンパー23位タイで4日間を終えている。また、55位タイから出た宮里優作は8オーバー80と崩れ、通算15オーバー61位タイとなっている。
「WGC-キャデラックチャンピオンシップ」全ラウンド、ダイジェスト放送!大会最終日の模様を3月7日(月)午後11:00?ダイジェスト放送!
最終日 3月7日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)