松山、2016年初戦で8位タイ発進もFWキープ率は28%に「手応えはない」
2016年2月8日(月)午後4:00
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米男子ツアーのファーマーズインシュランスオープンが現地時間28日、カリフォルニア州トーリーパインズGCのサウスC(SC)、ノースC(NC)を舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。ノースCをプレーした松山英樹が4アンダー68をマークし、8位タイ発進を決めた。
この大会が2016年初戦となった松山は、インスタートの11番でバーディを先行させると、14番からは連続バーディを奪取するなど、前半を2アンダーで折り返す。後半も4番までに3つスコアを伸ばすと、ボギーを5番のみにとどめて、6バーディ、2ボギーの内容でホールアウト。トップと2打差の好位置につけて、今年最初のラウンドを終えた。
「良いものも出せたし、悪いものも出た」とラウンド終了後に振り返った松山。「今後につながるラウンドだった」と話したものの「手応えはない」と苦しんだ一面も見せた。その原因はティーショットでフェアウェイキープ率は28.57%と低い数字。「パッティングが入ってくれているので、スコアにつながった」と紙一重の結果だった。
それでも、上位で初日を終えたことは好材料。2日目はサウスCをプレーするが「サウスはそこまで嫌いじゃない」と自信を見せる。一方で「油断していると大叩きしてしまう」と警戒心も示したが「今日みたいに粘り強くプレーしたい」と意気込みを見せた。
同じくノースCを回った岩田寛は、前半こそ2バーディ、2ボギーのイーブンパーとしたものの、バックナインはノーボギーの3アンダーとスコアを伸ばし、6バーディ、3ボギーの3アンダー69で15位タイとまずまずの結果に。一方、石川遼(NC)はイーブンパーで折り返したバックナインで4ダブルボギーと大乱調。4バーディ、3ボギー、4ダブルボギーの7オーバー79と大きく崩れ152位タイに沈んでいる。
リーダーボードのトップは6アンダー66をマークした、スコット・ブラウン(米/SC)とアンドリュー・ルーペ(米/NC)。トップと1打差の3位タイには、ビリー・ホ?シェル(米/NC)、パットン・キジーア(米/NC)ら5選手が並んでいる。前週3位タイのフィル・ミケルソン(米/SC)は6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの3アンダー69で、ジミー・ウォーカー(米/SC)らと同じ15位タイ。世界ランキング8位のダスティン・ジョンソン(米/SC)は2アンダー70の34位タイ、同No.2のジェイソン・デイ(豪/NC)はイーブンパー72で76位タイとなっている。
「ファーマーズインシュランスオープン」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会2日目の模様は1月30日(土)午前5時?お届け!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
2日目 1月30日(土) 午前5:00?8:00
3日目 1月31日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 2月01日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)