【動画】松山が2016年初出場!「ここ2年より上へ行ければ優勝も近づく」 パー5課題視する石川、復調目指す岩田も上位を狙う
2016年2月26日(金)午前10:25
米男子ツアーのファーマーズインシュランスオープンが現地時間28日、カリフォルニア州のトリーパインズGCで開幕を迎える。日本勢は2016年初出場の松山英樹に加え、石川遼、岩田寛が出場し、昨季覇者のジェイソン・デイ(豪)らトッププレーヤーとしのぎを削る。
「ゆっくり過ごして先週くらいからちゃんと練習し始めた」という松山は、今大会3年連続3度目の出場。昨季は石川とともにカットラインに1打及ばず、年間わずか2回に抑えた予選落ちをここで喫した。「良い感じでは来てるが、試合にならないと分からない部分は沢山ある。そこが唯一の不安」と話す通り、久々の実戦で不確定要素は多いが、それでもツアー公式サイトの優勝予想では10位と高評価を受けている。
「あまりデータは見ていないが、パッティングが悪いのは知っているのでそこだけは向上させたいと思う。ここ2年より少しずつ上に行ければ優勝も近づくと思うので、少しずつ全体のレベルアップが出来れば」
2週前のソニーオープンイン ハワイでセカンドカットにかかった石川は、現在の調子について「自分の中ではそんなに悪くないかなと言う感じ。ソニーの時は年末年始でちょっと怠けてたところもあった。先週も練習できたし、そんなに悪い状態ではない」とコンディションへの大きな不安は無いとする一方、プレー面では同大会で再確認した課題への取り組みを意識している様子。
「フェアウェイウッドで打つホールに限って曲がってボギーにしてたので課題かなと。沢山使うクラブではないが、例えばパー5のセカンドだったらある程度のところまで打ってパー5ならバーディを獲っていけるように。昨季はパー5で伸ばせなかったのでそこは課題」としながら、まずは予選を突破して上位を目指すと意気込んだ。
松山同様、連覇を目指すデイも今大会が2016年初戦。昨季は4人でのプレーオフを制してシーズン初勝利を収め、年間5勝を重ねた大躍進への足掛かりを築いた。今季もその再現となるか注目だ。欧州ツアーの勝利で世界ランク4位に浮上したばかりのリッキー・ファウラー(米)や前週大会3位タイと今季初戦で上位に入ったフィル・ミケルソン(米)からも目が離せない。
今大会の予選ラウンドはノースCとサウスCの2つを使用。決勝ラウンドは7,698ヤードと距離が長く難易度も高いサウスコースで争われる。しかし、ブラント・スネデカー(米)やベン・クレーン(米)ら過去の優勝者を見ればロングヒッターであることが勝利の絶対条件とは言えない。直近5年間の勝者がいずれもサウスコースで初日をプレーしているのも見逃せない点だ。
「ファーマーズインシュランスオープン」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会初日の模様は1月29日(金)午前5時?お届け!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
初日 1月29日(金) 午前5:00?8:00
2日目 1月30日(土) 午前5:00?8:00
3日目 1月31日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 2月01日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)