松山、岩田が“ニクラウスの罠”に挑む! R.マキロイ、R.ファウラーも参戦
2016年1月18日(月)午後2:28
米男子ツアーのザ・ホンダクラシックが現地時間25日、フロリダ州のPGAナショナル チャンピオンコースで開幕。西海岸から舞台を移してのフロリダスイング初戦に、日本からは松山英樹、岩田寛の2人が参戦し、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、リッキー・ファウラー(米)らトッププレーヤーと火花を散らす。
舞台となるPGAナショナルはツアーでも有数の難コースとして知られ、2012年に通算12アンダーで勝利したマキロイ以来、同大会の優勝スコアはこれまで1桁アンダーが続く。池絡みのホールが多く、特に15番から17番までの3ホールは“ベアトラップ"(コースを改修したジャック・ニクラウスのニックネーム『ゴールデンベア』にちなみニクラウスの罠の意味)と呼ばれ、ツアー屈指の難所として選手を苦しめてきた。
今季2勝目を目指す松山は、初出場となった2014年大会を途中棄権し、昨季大会は開幕前に急遽欠場を発表。今季は難コースを4日間戦い抜いての上位フィニッシュを狙う。コンディション不安のまま臨んだ前週大会では、2戦連続勝利こそならずも11位タイに入ったが、今週はどんな戦いを見せてくれるだろうか。
また、前週予選落ちの岩田も2週前には今季ベストの4位タイとなっており、次回のリシャッフル(出場優先順位の並び替え)に向けても勢いを取り戻したいところ。コースの印象については「全体的に難しい。(プレーのカギは)全部」としているが、持ち前の爆発力でニクラウスの罠を突破出来るか。
【無料動画】岩田、ツアー有数の難コースに警戒感「全体的に難しい」
昨季大会では、ダニエル・バーガー(米)とのプレーオフを制したパドレイ・ハリントン(アイルランド)が約7年ぶりの美酒に酔った。44歳のベテランが連覇に挑む中、トロフィ奪取の最右翼に挙げられるのがマキロイやファウラー、そして前週2位タイのアダム・スコット(豪)といった強豪だ。ファウラーはプレーオフで松山に敗れたウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン以来の出場となる。
そのほかにも、2週前に1打差2位で惜しくも勝利を逃したフィル・ミケルソン(米)や昨季の全英覇者ザック・ジョンソン(米)、今季2勝目を狙うジェイソン・ダフナー(米)といった猛者がフィールド入り。世界中での過去6試合全てで8位タイ以内に入っているブランデン・グレイス(南ア)のほか、アーニー・エルス(南ア)、ルーク・ドナルド(英)といった歴代覇者の活躍にも注目だ。なお、石川遼は腰痛により参戦を見送った2週前の大会から引き続き欠場となっている。
「ザ・ホンダクラシック」1、2日目生中継、決勝ラウンドダイジェスト!大会初日の模様は2月26日(金)午前4:00?お届け!
初日 2月26日(金) 午前4:00?8:00
2日目 2月27日(土) 午前4:00?8:00
3日目 2月28日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 2月29日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)