【動画】松山、ウォーターショット強いられるなど2ボギーで暫定55位タイ 暫定首位のJ.デイは「59」も狙える位置に
2015年10月17日(土)午後0:27
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米男子ツアーのBMWチャンピオンシップ PLAY OFF第3戦が現地時間17日にイリノイ州のコンウェイファームズGCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったが、悪天候によりサスペンデッドが決定。ジェイソン・デイ(豪)が10アンダーの猛チャージで暫定単独トップにつける中、松山英樹は暫定55位タイと出遅れた。
フェデックスカップ・ポイントランキング16位からの浮上を目指す松山は、立ち上がり3ホールで長めのバーディパットを決められずパーを並べると、13番パー4では2打目をグリーン右のバンカーに入れて3オン2パットのボギー。18番パー5では2打目でウォーターショットを強いられ、そこからさらにバンカーショットを経ての5オンからこの日2つ目のボギーを喫する。巻き返しを期した後半は序盤3ホールをパーとし、4番の2打目を放ったところでこの日のプレーは終了。12ホールをノーバーディの2ボギーで終えている。
開幕前に「ティーショットをうまく打てればいい勝負になる」と初プレーのコースを分析していた松山だが、この日のフェアウェイキープ率は40%、ストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンもマイナス1.843と思い通りの戦いとはならず。また、ストローク・ゲインド・パッティングもマイナス1.529とショット、パッティングともに不調に終わり、バーディチャンスも比較的距離を残したものが多い苦しいラウンドとなった。上位進出へ向け、プレー再開からチャージをかけられるだろうか。
シリーズ初戦を制してポイントランク首位を走るデイは、前半を5バーディ、1ボギーの4アンダーと順調に折り返すと、バックナインではさらに勢いを加速。1番パー4でフェアウェイバンカーから残り80ヤードの2打目を直接沈めてイーグルとすると、そこからスコアを落とすことなく4バーディを重ね、17ホール消化時点で1イーグル、9バーディ、1ボギーの10アンダーを記録。暫定ながら後続を4打突き放すスタートダッシュに成功した。翌日は最終9番パー4の2打目から再開となるが、この残り44ヤードを直接カップインすれば、ツアー史上最少スコアの「59」に並ぶというハイペースぶりだ。
6アンダー65の単独2位はダニエル・バーガー(米)。世界ランキングNo.2のジョーダン・スピース(米)は17ホールを終えて5アンダーとし、ジャスティン・トーマス(米)らとともに暫定3位タイにつけた。現在ポイントランク2位のスピースはイーブンパーでの折り返し後、2番でホールインワンを達成。そこから3つスコアを伸ばし、1イーグル、5バーディ、2ボギーでこの日の競技を終えている。
そのほか、世界No.4のバッバ・ワトソン(米)は13ホールをプレーして4アンダー暫定7位タイ。世界王者のローリー・マキロイ(北アイルランド)は12ホールを3アンダーで終え、フィル・ミケルソン(米)、ザック・ジョンソン(米)らと暫定12位タイに並んだ。なお、ジム・フューリック(米)は途中棄権となっている。
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