【動画】「ミスパットというミスパットはなかった」 松山、最終18番では20メートルでイーグルも奪取! 10位タイで決勝ラウンドへ
2015年10月28日(水)午後2:06
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米男子ツアーのドイツバンク チャンピオンシップ PLAY OFF第2戦が現地時間5日、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に第2ラウンドの競技を終了。松山英樹が6アンダー65を叩きだし、通算6アンダー10位タイに順位を上げた。
初日はイーブンパー71の39位タイ発進となっていた松山。この日はアウトスタートの1番をバーディとすると、4番パー4でも約1メートルにつけてバーディとし、前半を1アンダーで折り返す。後半に入っても11番で4メートル、13番では5メートル弱を沈めるなどパッティングが好調で、極めつけは最終18番パー5。2打目でグリーンに乗せると、約20メートルのイーグルパットをねじ込んだ。
「どうしようもないボギーがなく、1つで済んで良かった」とプレーを振り返った松山。「5番、7番で難しいところからパーセーブできて良かった」と中盤でスコアを落とさず我慢できたことが猛チャージにつながったようだ。
前日はマイナス1.624を記録したストローク・ゲインド・パッティングが、このラウンドでは2.81をマーク。本人もパットについては「ミスパットというミスパットはなかった」と手ごたえを感じているものの「ショットはあまりよくない。納得はいっていないが、ラッキーもあった」とショットは決勝ラウンドへの改善点のようだ。
依然、トップとは6打差があるが「ショットがフェアウェイに飛んで、チャンスが少ないと今日みたいに伸ばすのは難しくなる」とショットを修正し、決勝ラウンドでもスコアを伸ばし続けて今季初勝利を手にすることはできるだろうか。
一方、松山と同組のプレーとなったローリー・マキロイ(北アイルランド)は苦戦。イーブンパーで折り返したバックナインの13番から5ホールで4つスコアを落とすなど、2バーディ、5ボギーの3オーバー74で通算2オーバー59位タイまで後退している。
リーダーボードのトップは8アンダー「63」を叩きだしたチャーリー・ホフマン(米)。通算9アンダーの単独2位には初日首位のブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)がつけている。世界ランキングNo.3のジェイソン・デイ(豪)は松山と同じ10位タイ。同No.2のジョーダン・スピース(米)は通算6オーバーで予選落ちとなっている。
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