【動画】松山、終盤大失速で25位タイ終戦も「この内容を続ければもっと優勝争い出来る」
2017年1月9日(月)午前10:52
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米男子ツアーのドイツバンク チャンピオンシップ PLAY OFF第2戦が現地時間7日、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に最終ラウンドの競技を終了。トップと5打差の6位タイから出た松山英樹はこの日4つスコアを落とし、通算4アンダー25位タイで大会を終えた。
出だし1番で3メートル強のバーディチャンスを逃した松山は、直後の2番パー5で3打目を残り約2メートルに寄せてバーディ先行。1ボギーを挟んでの4番では残り3メートルを沈めてすぐさま遅れを取り戻してみせる。しかし、その後の6番パー4で3パットボギーを叩くと、7番パー5でも4オンから立て続けにスコアを落とし、前半は1オーバーでの折り返しとなった。
巻き返しを図った後半は立ち上がりからパーを並べ続ける我慢の展開も、迎えた14番パー4で残り17メートルの距離から見事なチップインバーディを披露。このままスコアを伸ばしたいところだったが、直後の15番ボギーで再びオーバーパーに後退。16番では17メートルのパットを沈めてパーセーブと好プレーを見せるも、17番ボギーから最終18番で4パットのダブルボギーと一気にスコアを落とし、3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの4オーバー75でホールアウトしている。
この日はストローク・ゲインド・パッティングでマイナス3.899を記録するなどパットで流れをつかみ切れなかった松山だが「(パッティングについて)さほど悪い感じはしなかったが、決まってほしいところが決まらなかったり、バーディパットも長かったし、そういうところでかみ合わなかった」とプレーを分析。「自分のイメージをグリーンに合わせることが出来なかった」点を反省点に挙げた。
それでも「ショットは徐々に良くなってきているし、パットも今日は悪かったが良い方向には向かっているので、この内容で試合を続けていければもうちょっと優勝争いもできるかと思う」とパフォーマンス向上への確かな手応えについて触れるなど、今後に期待感の持てるコメントを残している。今大会でシリーズ最終戦への進出を確定できただけに、次戦は思い切りの良いプレーで優勝争いを演じてほしいところだ。
通算15アンダーで今大会を制したのはリッキー・ファウラー(米)。1イーグル、3バーディ、2ボギーの3アンダー68で前日トップのヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を1打差でかわして今季2勝目を挙げた。通算11アンダーの単独3位はチャーリー・ホフマン(米)。通算8アンダーの4位タイにはジム・フューリック(米)ら5人が並んでいる。
そのほか、世界ランキングNo.3のジェイソン・デイ(豪)は通算6アンダー12位タイ。世界No.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は5アンダー66の好スコアで、バッバ・ワトソン(米)らと並ぶ通算3アンダー29位タイに浮上して4日間を終えている。
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