松山英樹、通算23アンダー大会新記録で完全優勝!次なる戦いはゴルフW杯!
2016年11月29日(火)午後6:38
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10月の「日本オープン」では自身初の国内メジャータイトルを手にし、2週間前の「WGC HSBCチャンピオンズ」では日本人初となるゴルフ世界選手権シリーズで優勝する快挙を成し遂げた松山英樹。世界ランキング7位で凱旋出場となった「三井住友VISA太平洋マスターズ」でも勢いは止まらなかった。
これぞワールドクラスと言わんばかりの異次元のゴルフで初日からトップを守り抜き、2位に7打差をつけ大会新記録となる通算23アンダーで完全優勝。
2位に6打差をつけてスタートした最終日は前半に1ダブルボギー、2ボギーとスコアを崩す場面もあったが、終わってみれば「69」と3つスコアを伸ばし、4日間全て60台で終えた。優勝会見では「スタート前は日本ツアー記録の28アンダーを狙っていたけど、前半のダブルボギーで可能性がなくなって、そこからは1つずつスコアを伸ばしていこうと思って、後半で4つバーディが取れたのは良かった。」
松山の優勝を見るべく、最終ホールには大勢のギャラリーがグリーンを取り囲んだ。2打目を池に入れた松山だったが、残り70ヤードの4打目はバックスピンでピンにぴたり。ひと際大きな歓声と拍手が鳴り響き、松山のスーパーショットにギャリーが沸いた。
「9番でボギーを打って、6打あったリードが3打に縮まった。すごい苦しい状況だったけど、ギャラリーから“頑張れ!まだまだこれから!"と声援をもらって助けられた。ファンの期待に応えられる選手になりたい。どこでプレーしても何打差あっても勝つことは自信になるし、勝ち癖にも繋がるから良い経験になっている。」と日本ツアーでの戦いを振り返った。
昨季のPGAツアー終了後、出場4試合で3勝と否が応でも次戦のワールドカップへ期待が高まる。
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ワールドカップに向けては「今日の内容は良くなかったけど、優勝できたので結果的には良い流れが来ている。でも、チーム戦は個人でプレーするのとは違う。今日のようなプレーをしていては自分が足を引っ張ってしまう。これだ!っていうショットを自信持って打てるように残り1週間で仕上げたい。遼も同じ気持ちでいると思うので、本番に向けて心配していることはない。優勝争いできるように頑張りたい。」と語った。
大会前、最後の試合を“優勝"という最高の結果で終え、2002年以来となる日本代表の優勝を目指して、いざワールドカップの戦いへと旅立つ。ゴルフネットワークでは「ISPS HANDA ゴルフワールドカップ」を全ラウンド生中継する。松山英樹と石川遼がどんなプレーを見せてくれるのか、開幕が待ち遠しい。
(写真提供:JGTO)
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