【動画】松山、2ダボ跳ね返す「68」で23位タイ発進 世界王者J.デイが単独トップ
2017年5月4日(木)午後8:13
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米男子ツアーのザ・プレーヤーズチャンピオンシップが現地時間12日、フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に第1ラウンドの競技を終了。日本勢で唯一出場の松山英樹は、ダブルボギーを2つ叩きながらも4アンダー「68」の好スコアをマークし、トップのジェイソン・デイ(豪)と5打差の23位タイで初日を終えている。
ビッグタイトルでの今季2勝目を目指す松山は序盤からチャージをかけた。出だし1番でピンそば1メートルにつけバーディ発進を切ると、その後の4番、5番もピンに絡めるショットから連続バーディとし、立ち上がり5ホールで3アンダー。その後の8番パー3でダブルボギーを喫したものの、直後9番から立て続けの2バーディで再び3アンダーと粘りを見せる。
すると迎えた11番パー5でトラブル。右に外したティーショットがブッシュにつかまってアンプレアブルとなり、この日2つ目のダブルボギーを喫してしまう。それでもこの日「すごく入ってくれた」と好調だったパッティングで12番の4メートル強から1つ戻すと、14番ではバンカーから見事なチップインバーディ。さらに最終18番で微妙な距離のバーディパットを決め切り、2ダボを跳ね返すバーディ量産で上々のスタートを切った。
スコアが目まぐるしく上下した展開を「良いところもあれば悪いところもあって、すごく疲れた」と振り返った松山。一定の手応えを認めるアイアンショットについては「良い部分もあったけど、途中からうまく打てなくなったりした。もっと確率を上げていきたい」としつつ、課題にアプローチとティーショットを挙げ「ドライバーがまだ良くないので修正出来れば」と改善点を語っている。
世界王者デイは、予選落ちとなった昨季2日目の「81」を取り返すようなロケットスタート。前半10番でいきなり9メートルを決めてリズムに乗ると、その後の2番、3番とキレのあるショットでピンそばに寄せ3連続バーディ。その後も「ティー・トゥ・グリーンが本当に良かった」と振り返るショットで危ない場面をほとんど作らず。一方で4アンダーの折り返し後も5バーディとチャンスをモノにし続け、後続と2打差の位置で初日を終えた。
一方、昨季覇者のリッキー・ファウラー(米)とジョーダン・スピース(米)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)はいずれも83位タイの出遅れ。ファウラーは2アンダーで迎えた最終ホールで2打目が池に入ってダブルボギーを喫し、イーブンパー72の悔しい初日となった。また、マスターズ以来の復帰戦となったスピースは5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの内容。マキロイは2バーディ、2ボギーで同じく2日目の巻き返しが必要となっている。
ジャスティン・ローズ(英)やビル・ハース(米)、シェーン・ロウリー(アイルランド)らが7アンダー65の2位タイ。元世界王者のアーニー・エルス(南ア)ら6人が6アンダー66の7位タイに続いている。
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ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ 放送予定
初日 5月13日(金) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
2日目 5月14日(土) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
3日目 5月15日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 5月16日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images