日本人に有利なコース! 松山英樹が考える全英オープンの攻略ポイントとは!?
2016年7月8日(金)午前8:45
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メジャー大会のなかで日本人選手が最も勝ちやすいと言われているのが全英オープン。松山英樹を筆頭に8人の日本選手が全英に挑むわけだが、今年の会場となるロイヤルトルーンGCはまさに日本人向きのコース。フェアウェイは狭く、風が強く吹くため、正確性を重視している日本人にとっては有利だ。1982年に倉本昌弘が日本選手として最高位の4位に食い込んだのもこのコースだった。では一体このコースを選手はどのように攻略するのだろうか。何回も練習ラウンドを重ねている松山英樹、小平智に攻略ポイントを聞いた。
松山英樹
「このコースは風向きによってコースが全然変わりますし、難しいなという印象です。グリーンが小さいのでセカンドショットの精度が大事になってくると思いますし、バンカーにも入れたくありません。練習では調子はずっといいんですけども、試合になると良くないので、しっかりと練習場の調子を保てるように、試合でも頑張りたいと思います」
小平智
「コースは狭くてショットメーカー有利のコースになっているので、日本人は有利なコースなんじゃないかなと思いましたね。後半では守るホールが多いので、前半でスコアを伸ばした人が上に行くんじゃないかと思います。先ずは予選を通過してそこから上位を狙っていきたいと思っているので、それを目指して頑張りたいと思います」
そしてロイヤルトルーンGCといえば超難関ホールの8番パー3。123ヤードと全英で最も短いショートホールだが、郵便切手のようにグリーンが小さいことから「ポステージスタンプ」と呼ばれており、過去の大会でも多くの選手がこのホールに悩まされてきた。
攻略方法を練習ラウンド終了後の池田勇太に聞くと…
池田勇太
「距離が非常に短く、ちょうどウェッジを使うようなホールなので、風の影響も非常に受けやすいです。グリーンが本当に小さいので、距離は短くても、ウェッジのちょうどいいスピン量が風に当たるようなホールで非常に難易度が高い。ボールの滞空時間が長くなると思うので、その辺を考えながらティーショットを打ちたいですね。ピンが奥目のときは左バンカーも効いてくると思いますし、ピンが手前の場合は、バックスピンがかかったりもするので、コントロールが非常に重要視されると思います」
全英オープンは実力だけではなく、運に左右される部分もある。突然、激しい雨が襲ったり、強風が吹いたりと急変しやすい天気。ティグラウンドから狙いどころやグリーンが見えず、フェアウェイのアンジュレーションもきつくて、どこにボールが転がるかも読めない。そんな全英オープンだからこそ、運任せなところがあるというわけだ。果たして、8名の日本人プレーヤーのなかで運を味方につける選手はでてくるのだろうか。
LIVE FROM ロイヤルトゥルーン 7月13日号より
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写真提供:Getty Images