海外男子

岩田は「67」でトップ25入り　S.ガルシアがPO制してツアー9勝目飾る

2016年6月11日（土）午前9:23

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岩田寛

　米男子ツアーのAT＆T バイロン・ネルソンが現地時間22日、テキサス州のTPCフォーシーズンズリゾートで最終ラウンドの競技を終え、プレーオフの末にセルヒオ・ガルシア（スペイン）が今季初優勝。日本勢で唯一出場の岩田寛は、3アンダー67と伸ばして通算9アンダー24位タイに入った。

　39位タイから上位進出を目指した岩田は、3番でティーショットが池に入ってボギーが先行。それでも、ベタピンにつけた5番パー3でイーブンパーに持ち直して折り返すと、後半は10番の2打目を30センチに寄せ、続く11番では4.5メートルを沈めて連続バーディで盛り返す。

　その後も15番から立て続けに2バーディを奪うと、最終18番で1つ落としたものの、5バーディ、2ボギーのラウンドで次戦につながる4日間を締めた。トップ25入りは4位タイに入った2月のAT＆Tペブルビーチプロアマ以来。来季のシード権獲得へ一歩前進となった。

　3打ビハインドから2012年8月以来の白星を飾ったガルシアは、6バーディ、4ボギーの2アンダー68で通算15アンダーとし、「71」と後退したブルックス・ケプカ（米）とのプレーオフへ。すると、その1ホール目でケプカが池に落としてダブルボギー。フェアウェイをキープしたガルシアが冷静にパーに収め、12年越しの大会2勝目でセベ・バレステロスに並ぶスペイン勢最高のツアー9勝目を手にしている。

　通算14アンダーの単独3位はマット・クーチャー（米）。世界ランキング8位のダスティン・ジョンソン（米）、今季1勝のトニー・フィナウ（米）らは通算11アンダー12位タイとなった。また、地元テキサスの世界ランキングNo.2ジョーダン・スピース（米）は4オーバー74と崩れ、通算10アンダー18位タイに終わっている。

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